京都発祥のもので宮中や神社仏閣ゆかりの

歴史あるお菓子をご紹介したいと思います


もちろん現在でも

食べられるものばかりですよ~


では早速いってみましょう


うすべに


末富(すえとみ)の代表銘菓うすべに

こちらは120年以上続く老舗和菓子屋店
末富(すえとみ)の初代、山口竹次郎と
茶道の流派の1つ、薮内家(やぶのうちけ)が
共同で考案した煎餅の『うすべに』です!


2枚の薄い煎餅で梅肉餡を挟み

ほんのりした甘味と塩味

そして酸味が合わさった味わい深い

上品な和菓子なんですね~


また、見た目も表面の白い煎餅に

梅肉餡が透けて淡いピンク色をしているのが

なんとも儚げで美しいんです


末富

末富


薮内家と共に考えられたお菓子ですから

お茶にとっても良く合います

※詳しくは、末富(うすべに)の記事をご覧下さい。


・雲龍(うんりゅう)


雲龍(うんりゅう)

雲龍は、創業250年以上続く老舗和菓子屋
俵屋吉富(たわらやよしとみ)の
7代目、石原留次郎が
臨済宗の相国寺(しょうこくじ)にある
狩野洞春(かのうどうしゅん)が描いた
『雲龍図(うんりゅうず)』に魅せられ
雲に乗る龍のたくましさ、勇ましさを
表現した和菓子なんだそうです!


ちなみに『雲龍』という名前は

石原留次郎が師と仰いだ相国寺の住職

『山崎大耕(やまざきたいこう)』

名付けたものといわれているんですね


俵屋吉富

俵屋吉富(たわらやよしとみ)


実際に食べてみると、外側の

村雨餡(むらさめあん)の

ホロホロとした食感と

内側の小倉餡(おぐらあん)の

しっとりとした食感が面白く

甘さ控えめで、とっても美味しいんですよ~

※詳しくは、俵屋吉富(雲龍)の記事をご覧下さい。


・春庭良(カステーラ


春庭良(カステーラ)

春庭良(カステーラ)を販売する
大極殿本舗(だいごくでんほんぽ)は
なんと!京都で一番最初に
カステラを販売した
お店として知られています


その大極殿本舗のカステラは

『春庭良』と漢字で書かれているんですけれど

漢字だけで見た人には、一体何のお菓子か

わからないかもしれませんね


大極殿本舗(だいごくでんほんぽ)

大極殿本舗(だいごくでんほんぽ)


春庭良(カステーラ)の説明書きには
『100年召しましてもあきない
「菓王」と信じます。』
と、書かれていて、作り手の自信と
プライドを感じさせますよね


ちなみにカステラは、室町時代末期の

1549年(天文18年)にポルトガル人宣教師

フランシスコ・ザビエルが鹿児島に上陸した際

キリスト教の布教と共に日本に伝わった

南蛮菓子(なんばんがし)に

ルーツがあるとされています


その後、南蛮菓子を日本独自で発展させ

出来あがった和菓子がカステラで

長崎が発祥地といわれているんですね

※詳しくは、大極殿本舗(春庭良(カステーラ))の記事をご覧下さい。


京のでっちようかん


京のでっちようかん(昔のまま)と京のでっちようかん(栗づくし)

こちらは、京のでっちようかんという

なんともユニークなネーミングの羊羹(ようかん)です!


どうしてこんなネーミングなのかと言いますと
新京極(しんきょうごく)の芝居小屋等に来た
丁稚奉公(でっちぼうこう)をする
丁稚さんにでも買える手頃な金額!
という事からなんだそうですよ


西谷堂

西谷堂(にしたにどう)


京のでっちようかんを販売する

西谷堂(にしたにどう)は

新京極の『たらたら坂』と呼ばれる坂の横にあって

かつては、新京極に芝居劇場

浄瑠璃(じょうるり)、寄席(よせ)

狂言(きょうげん)のお店が建ち並び

多くの有名人に愛された和菓子屋なんですね

※詳しくは、西谷堂(京のでっちようかん)の記事をご覧下さい。


という事で今回は

京のお菓子を、4つご紹介させて頂きました

場所はコチラ↓

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