本日は京都検定対策問題をお届けします。
実力試しに挑戦してみてくださいね~♪
では、早速1問目です。
【問題】
通称「陶器神社(とうきじんじゃ)」と呼ばれるのは次のうちのどれか。
ア.首途八幡宮(かどではちまんぐう)
イ.金攫八幡宮(きんかくはちまんぐう)
ウ.篠村八幡宮(しのむらはちまんぐう)
エ.若宮八幡宮(わかみやはちまんぐう )
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
エ.若宮八幡宮
平安時代の1053年(天喜元年)に
後冷泉天皇(ごれいぜいてんのう:第70代天皇)の
勅願によって源頼義(みなもとのよりよし)が
六条醒ヶ井(ろくじょうさめがい)辺りに
創建したのが始まりです
その後、1467年(応仁元年)に起こった
応仁の乱(おうにんのらん)によって荒廃し
各地を転々としたそうです
そんな若宮八幡宮が陶器神社と呼ばれるのは
1949年(昭和24年)に陶祖神である
椎根津彦大神(しいねつひこのおおかみ)を
境内にお祀りした事によるんですね。
毎年8月に行われる若宮八幡宮祭では
陶器の神様である椎根津彦大神を
陶器で飾り付けた神輿に乗せて
町内を練り歩きます
※詳しくは、若宮八幡宮祭 2012(若宮八幡宮)の記事をご覧下さい。
続いて2問目です。
【問題】
天龍寺の塔頭寺院の中で「獅子吼の庭(ししくのにわ)」で知られるのは次のどれか。
ア.弘源寺(こうげんじ)
イ.西芳寺(さいほうじ)
ウ.慈済院(じさいいん)
エ.宝厳院(ほうごんいん)
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
エ.宝厳院
宝厳院は、1461年に
室町幕府の管領であった
細川頼之(ほそかわよりゆき)によって
創建されたと伝わる天龍寺の塔頭寺院です
境内には、獅子吼の庭といわれる
広大な広さの回遊式庭園があり
江戸時代の1799年(寛政11年)に
京都の名所や名園を案内した本である
「都林泉名勝図会
(みやこりんせんみょうしょうずえ)」にも
その記載が見られます
こちらは獅子の姿に見える獅子岩(ししいわ)です。
ちなみに「獅子吼」とは、仏の説法の言葉で
庭を歩きながら鳥のさえずりや
風の音を聴く事で
人生の真理を肌を通して感じる事が出来る
という意味が込められているんだそうですよ
3問目にいってみましょう。
【問題】
六角堂には、境内のある石にちなんだ和菓子があるが、ある石とは次のどれか。
ア.御白石(おしらいし)
イ.鏡石(かがみいし)
ウ.へそ石
エ.弁慶石(べんけいいし)
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ウ.へそ石
六角堂は、正式名称を
頂法寺(ちょうほうじ)という天台宗のお寺で
本堂が六角宝形造(ろっかくほうぎょうづくり)である事から
六角堂と呼ばれています
六角堂の境内には
京都の中心を表しているとも
いわれている『へそ石』があるんですね
そのへそ石にちなんで作られたのが
へそ石餅なんですね~♪
へそ石餅は京都市南区上鳥羽にある
京阿月(きょうあづき)が考案した
六角堂でのみで扱っている和菓子です
では4問目の問題です。
最後の問題は選択肢ではありません。
ズバリでお答え下さい!
【問題】
鳥羽伏見の戦いで亡くなった人を供養する為、寺田屋浜で2004年から始まったのは何か。
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
伏見万灯流しは、
幕末、船宿として活躍した
京都市伏見区にある『寺田屋(てらだや)』のすぐ側
寺田屋浜で毎年8月の第1土曜日に
行われている灯籠流しです
1868年に起こった鳥羽伏見の戦いで
亡くなった人を供養する為に
2004年(平成16年)から始まったそうで
伏見の新たな風物詩となっています
法要
伏見万灯流しでは
18時半頃から法要が始まり
その後、係りの方によって
濠川(ごうかわ)に灯篭が次々と流されます
という事で本日も4問出題させていただきました!
みなさんは何問正解されましたか?