今回はお届けします。
写真と解説付きで4問、出題していますので
チャレンジしてみて下さいね
では早速1問目です。
【問題】
「八重の桜」の主人公、八重にゆかりのある、現在の( )には、彰栄館(しょうえいかん)をはじめ、礼拝堂、クラーク記念館などの貴重なれんが造りの建築物が大切に使用されている。
ア.京都産業大学
イ.同志社大学
ウ.立命館大学
エ.龍谷大学
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.同志社大学
同志社大学は
八重の夫である
新島襄(にいじまじょう)により
建てられました。
※元々は、同志社英学校(1875年設立)という名前だったんですよ。
ちなみに新島襄は
明治時代に活躍した
宗教家であり教育者なんですね
また同志社大学が出来る以前は
薩摩藩の藩邸があった場所なんですよ。
※詳しくは薩摩藩邸址(二本松藩邸)の記事をご覧下さい。
続いて2問目です。
【問題】
明治末期から大正にかけて、大規模な都市基盤整備のための三大事業として、第二疎水の建設、上水道整備、( )が進められた。
ア.道路拡築・電気軌道敷設
イ.岡崎文化ゾーン整備
ウ.内国勧業博覧会開催
エ.水力発電所の建設
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.道路拡築・電気軌道敷設
1908年、京都市は
第一疎水だけでは足りなくなった
電力需要や水問題などを解決する為
三大事業に着手しました。
初代京都市長である
内貴甚三郎 (ないきじんざぶろう・)により企画された事業で
第2代京都市長である
西郷菊次郎(さいごうきくじろう・西郷隆盛の子)が
推進したんですよ
ちなみに第一疎水と第二疎水を総称して
琵琶湖疏水と言いますけれど
この疎水事業に貢献したのが
田辺朔朗なんですね。
※田辺朔朗について詳しくは、田辺朔朗博士像の記事をご覧下さい。
続きまして3問目です。
【問題】
手のひらで三度叩いて持ち上げると大変重くなり、次に願いを込めて三度撫でて持ち上げ軽くなれば願いが叶う「阿呆賢(あほかし)さん」という石が境内にある神社はどこか。
ア.今宮神社
イ.地主神社
ウ.伏見稲荷大社
エ.梅宮大社
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シンキングタイム★
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・・・
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では、答えですっ。
【答え】
ア.今宮神社
阿呆賢さんは
別名『重軽石』と呼ばれる
神占石なんですよ
今宮神社は
京都三大奇祭の1つ
『やすらい祭』を行うことでも知られ
玉の輿の神様でも有名な神社です。
※やすらい祭について詳しくは、やすらい祭 2012(今宮神社)の記事をご覧下さい。
ちなみに伏見稲荷大社にも
重軽石があり
こちらは石を持ってみて
想像していたよりも・・・
重ければ願いが叶い難く
軽ければ願いが叶う
と言われているんですよ
では最後の問題です。
1級からの出題になりますので選択肢ではありません。
ズバリでお答え下さい。
【問題】
葵祭「路頭の儀」(行列)で、女人列の中心となる女性は何と呼ばれるか。
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
斎王代(さいおうだい)
葵祭は
京都三大祭の1つとして有名ですよね。
※詳しくは、葵祭 2012(上賀茂神社・下鴨神社)の記事をご覧下さい。
路頭の儀とは
平安装束をまとった総勢500名以上の行列が
京都御所を出発し
下賀茂神社を経由して上賀茂神社まで行幸する事です。
その行列の中心であり
葵祭の主役とも言えるのが
斎王代なんですね
斎王代は『斎王』の代わりという意味で
葵祭で天皇の代わりに神様にお仕えする女性を指すんですよ。
※斎王代について詳しくは、斎王代以下女人列御禊の儀 2012(上賀茂神社)、斎王代以下女人列御禊の儀 2013(下鴨神社)の記事をご覧下さい。
という事で本日も4問出題させていただきました。
皆さんは何問正解されましたか?