本日は京都検定の過去問から
4つ出題してみました。
腕試しにチャレンジしてみて下さいね。
早速、1問目にいってみましょう。
【問題】
西国三十三所観音霊場の第十六番礼所である( )の本尊は十一面千手観音像(重文)である。
ア.赤山禅院(せきざんぜんいん)
イ.清水寺(きよみずでら)
ウ.六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.清水寺
清水寺は世界遺産にも登録されている
東山(京都市の南西)にあるお寺なんですよ。
ちなみに
選択肢の『ア・赤山禅院の本尊』は
西国三十三所観音霊場ではなく
赤山大明神を祀っています。
選択肢の『ウ・六波羅蜜寺の本尊』は
空也(くうや・平安時代中期の僧)が
疫病を鎮める為に造ったという
十一面観世音菩薩立像です
菅原道真が作ったと言われる
十一面観音です。
続いては2問目です。
【問題】
藤原定家は、晩年には古代以来の秀歌を集めた( )の撰を手がけたという。
ア.万葉集(まんようしゅう)
イ.古今和歌集(こきんわかしゅう)
ウ.小倉百人一首(おぐらひゃくにんいっしゅ)
エ.千載和歌集(せんざいわかしゅう)
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ウ.小倉百人一首
小倉百人一首は
小倉(京都市の北西)にある事から
その名が付いたと言われています。
※詳しくは、二尊院の記事をご覧下さい。
ちなみに二尊院には
『時雨亭跡』という
藤原定家が小倉百人一首を選定した場所の跡地が
残されているんですよ
また二尊院は
小倉餡発祥の地とも言われています。
※詳しくは、小倉あん発祥地・顕彰式 2013(二尊院)、小倉餡発祥之地の記事をご覧下さい。
続きまして3問目です。
【問題】
西域風の容貌が特徴的な東寺の兜跋毘沙門天像(とばつびしゃもんてんぞう・国宝)は、かつては、平安京の入り口である( )の楼上に安置されていたと伝わる。
ア.羅城門
イ.朱雀門
ウ.応天門
エ.日暮門
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.羅城門
羅城門は
朱雀大路(平安京の中央に敷かれていた道)の南端
正面入り口と言われている門です。
そこにあった兜跋毘沙門天像は
都を守護する為
置かれていたと言われているんですよ
東寺に保管されている現在は
春と秋の年2回公開されています。
世界遺産として登録されている東寺は
羅城門の東に作られたと言われ
五重塔が有名なお寺ですよね。
最後の問題は
1級からの出題になりますので選択肢ではありません
ズバリでお答え下さい!
【問題】
幽霊が赤子になめさせるために買い求めたという由来をもち、現在も六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)の近くで販売されている飴を何というか。
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
幽霊子育飴(ゆうれいこそだてあめ)
みなとや幽霊子育飴本舗で売られている
琥珀色した飴です。
※450年以上も続けて売られているそうです。
ちなみに、どんな由来なのかと言いますと
お腹に子を宿し亡くなった女性が
夜な夜な、子供の為に飴を買いに来て
子育てをしていたという話なんだそうですよ
お盆に祖先の霊を迎える鐘
『迎え鐘』が有名なお寺ですよね。
という事で本日も4問出題させていただきました!
皆さんは何問正解されましたか?