今回は、京都で見れる『蹴鞠(けまり)』をまとめてみました!
蹴鞠は、538年の仏教伝来と共に伝わったと言われています
貴族だけの遊びかと思いきや
鎌倉、室町時代には庶民の間でも行われるようになったんですね。
ちなみに蹴鞠のルールは
『相手に受け取りやすく打ち返す事』であり
いかに長くラリーが続くかというところに
重点が置かれているんですよ。
そんな蹴鞠の伝統・文化を継承しているのが
『蹴鞠保存会(しゅうきくほぞんかい)』の方々です。
古式ゆかしい姿・作法で
平安時代、宮中で行なわれていた蹴鞠を再現されています
蹴鞠保存会は、京都の様々な場所で蹴鞠の奉納をされているんですよ~!!
京都府京都市左京区下鴨泉川町59
年の初めの蹴鞠と言えば
新春より、多くの方が見守る中
舞殿前にて蹴鞠の奉納が行なわれます。
開催日時:1月4日-14時~
※詳しくは蹴鞠初め 2013(下鴨神社)、蹴鞠初め 2012(下鴨神社)、蹴鞠初め 2011(下鴨神社)をご覧下さい。
京都府京都市北区上賀茂本山339
紀元祭は建国記念の日に合わせて行なわれる神事で
蹴鞠以外にも、武芸の奉納などが
境内の『立て砂』の前で奉納されます。
開催日時:2月11日-11時~
※詳しくは紀元祭 2013(上賀茂神社)の記事をご覧下さい。
京都府京都市上京区今出川堀川東入飛鳥井261
白峯神宮は、蹴鞠の宗家・飛鳥井家の屋敷跡地に建てられた神社で
蹴鞠やスポーツ全般にご利益があるとされています
※ちなみに飛鳥井家は藤原氏北家の流れを汲む家系です。蹴鞠以外にも和歌の宗家としても知られています。
境内には『蹴鞠の碑』もありました。
普段は舞殿前にて蹴鞠が行なわれますが
雨が降った場合は、舞殿にて奉納されるんですよ。
開催日時:4月14日-11時半~
4月-京都御所(春季一般公開)
京都府京都市上京区京都御苑3
京都御所では、春と秋の年に2度一般公開されます。
この一般公開に合わせて蹴鞠が奉納されます。
御所内、小御所前に
蹴鞠を行なう為の『鞠庭(まりにわ)』がありますが
一般公開の際は
春興殿(しゅんこうでん)前の広場で蹴鞠が披露されます
ちなみに、蹴鞠の披露は期間中
毎日行なわれるものではありません。
※年度によって開催日時は変わりますのでご注意下さい。
6月-藤森神社(紫陽花祭)
京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609
藤森神社の境内には
延べ1500坪、3500株が咲く紫陽花苑(あじさいえん)があり
6月の見ごろに合わせて『紫陽花祭』が行なわれています
約1ヶ月かけて行なわれる祭で
太鼓や琵琶、琴の演奏など、様々な催し物が奉納され
その中の1つとして、蹴鞠の奉納があります
開催日時:6月の第3日曜日(2013年は6月16日13時より行なわれます。)
7月-白峯神宮(精大明神例祭・七夕祭)
京都府京都市上京区今出川堀川東入飛鳥井261
精大明神(せいだいみょうじん)とは『鞠の守護神』と言われる神様で
この例祭に合わせて蹴鞠が奉納されます。
他にも、元禄時代の衣装(着物)に身を包んだ
女の子達による踊りの奉納なども一緒に行なわれるんですよ
開催日時:7月7日-15時半~
10月-京都御所(秋季一般公開)
10月末~11月上旬にかけて秋季一般公開が行なわれ
春季一般公開と同様、蹴鞠が奉納されています。
※年度によって開催日時は変わりますのでご注意下さい。
という事で
蹴鞠が見れる場所やイベントをご紹介させていただきました
場所はコチラ↓