こんにちは京子です!
今回ご紹介するのは、1月12日に下鴨神社で行われた・・・
成人祭(せいじんさい)です!
毎年、1月の成人の日辺りに行われる神事で
新しく大人の仲間入りをする男女が
平安装束(へいあんしょうぞく)姿で
本殿にて、新成人としての誓いを行います
※今年は16人の新成人が、下鴨神社の成人祭に参加されましたよっ。
下鴨神社についても簡単にご紹介しますと
正式名称は『賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)』と言います。
上賀茂神社と共に、賀茂氏の氏神を祀る神社で
世界遺産にも登録されている、京都の古社です。
境内には、東京ドームの約3倍とも言われる
『糺の森(ただすのもり)』や
みたらし団子の起源となった『みたらし池』などの見所があり
毎日多くの参拝者が訪れる神社なんですよ
※下鴨神社について詳しくは下鴨神社 その1、下鴨神社 その2、下鴨神社 その3の記事をご覧下さい。
では早速、成人祭をレポートしたいと思います
13時半、神事に参加する新成人や神職の方が
社務所前にて手を洗い、清めます。
新成人の皆さんは、やや緊張した様子で
準備されていましたよ。
祈祷料を納めれば、誰でも参加出来るようです
※もちろん新成人に限ります。
平安装束の貸出しも行っているそうなので
近く、成人を迎えるお子さんがいらっしゃるのであれば
一度、参加を検討されてみてはいかがでしょうか?
さて、神職の方を先頭に
社務所を出た新成人は、楼門をくぐり本殿へと向かいます
ちなみに、彼らの被っている
『立烏帽子(たてえぼし)』は、烏帽子の中でも
最も格式が高いものだそうです
烏帽子は、成人の証とも言えるもので
小さい子供や、元服(げんぷく・15才前後で行う成人儀礼の1つ)を済ませていない
男の子が被る事は出来ないんですよ~。
こうして本殿へと入り、中で神事が行われます。
※この時、親族の方も一緒に入る事が可能です。
お祓いに始まり、祝詞の奏上などが行われ
最後に
新成人が1人ずつ玉串を奉奠し
約30分で終了します。
この後、楼門前にて集合写真の撮影を行い、参集殿(さんしゅでん)へと移動します
※参集殿は、関係者の控え室が用意されていました。
そちらで
直会(なおらい・神事に参加した者が一同で、お供え物を食べる事。)を行い
成人祭は終了です
この後、新成人の皆さんは
各自で、記念撮影などを行うそうですよ
ちなみに
京都の成人式と言えば『みやこめっせ(京都市勧業館)』で行われる式典が一般的ですが
様々な神社で行われているので
是非チェックしてみてはいかがでしょうか