こんにちは京子です。

今回ご紹介するのは

八坂庚申堂(やさかこうしんどう)で行われました

新春祈祷会

新春祈祷会(しんしゅんきとうえ)です。

※今年は1月6日と7日に行われています。


八坂庚申堂は京都市の東に位置し

八坂神社清水寺の間くらいにあるお寺です。

近くには高台寺霊山護国神社などがあるんですよ

※それぞれについて詳しくは、八坂神社清水寺高台寺 その1、霊山護国神社の記事をご覧ください。


正式名称は『大黒山金剛寺庚申堂』と言い

日本で最初の庚申(干支の事)信仰の霊場としても知られています。

※詳しくは、八坂庚申堂の記事をご覧ください。


そんな八坂庚申堂で行われる新春祈祷会

無病息災のご利益を願って

3つのこんにゃくを北向きに無言で食べるというイベントです

※こんにゃくは猿の形に切り抜かれているんですよ♪

由来

どうしてこんにゃくを食べるようになったのかと言いますと

開基である僧・浄蔵貴所(じょうぞうきしょ)が

父親の病気祈願にこんにゃくを捧げた所

病気が治ったという事にちなんでいます。


ちなみにこんにゃくを食べるのは

新春祈祷会の日と

60日に1度巡ってくる『庚申(かのえさる)の日』なんだそうです

※今年の庚申の日は、2月23日、4月24日、6月23日、8月22日、10月21日、12月20日です。


この庚申の日には

人の体内にいる三尸虫(さんしちゅう)が

夜、寝ている間に体から抜け出し

寿命を司る神様に人間の悪行を告げ口するので

寿命が縮められると言われています


しかし、この三尸虫は人が寝ている間しか体から抜け出せないので

庚申の日には徹夜をしていたそうです。

※この事を『庚申待ち』と言います。


庚申待ちでは色々な事をして徹夜をしていたみたいですけれど

本尊である青面金剛(しょうめんこんごう)が三尸虫を食べる事から

いつの頃からか庚申待ちには青面金剛を拝む様になったみたいです

※この日に徹夜をして一心に願い続ければ、どんな願いも叶うと言われています。


それでは早速レポートしていきましょう。

新春祈祷会は9時から17時まで行われているというので

八坂庚申堂

お昼過ぎに八坂庚申堂へ行ってみると

既にたくさんの人がこんにゃくを食べている所でしたよ


早速こんにゃくを頂いちゃいます

北を向いて無言で食べると

無病息災になると伝えられているので

それに習って無言で食べます


北の方角がわかるようにされていました

北の方角がどちらかわかるようにされていました。



参拝の来られている方も

皆さん無言で北を向いて食べていらっしゃいましたよ。


ほどよい薄味と熱さで

とても食べ易かったです

※お好みで七味も用意されていましたよ。


明日も新春祈祷会は行われているので

よかったら皆さんも

無病息災を願いこんにゃくを食べに行かれてみてはいかがでしょうか


そんな新春祈祷会が行われた八坂庚申堂の場所はコチラ↓


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