こんにちは京子です。
今回、ご紹介するのは10月28日に
六請神社(ろくしょうじんじゃ)で行われた・・・
神幸祭(しんこうさい)です
六請神社について、簡単にご紹介しますと
場所は京都市の北西に位置する
衣笠(きぬがさ)にあり
近くには、金閣寺や
足利家歴代将軍の菩提寺である『等持院(とうじいん)』が
あります
※金閣寺については金閣寺(鹿苑寺)を、等持院に関しては等持院の記事をご覧下さい。
起源は、延暦年間(782~806)頃だそうで
当時は『衣笠御霊(きぬがさごりょう)』や
『衣笠岳御霊(きぬがさおかごりょう)』と呼ばれていたそうです
室町時代になると
足利義満が等持院の境内に勧請し
6つの神様(六請神)を祀り、鎮守社としたんですね。
これに加え、衣笠は埋葬地であった事から
六地蔵(死後、6つの世界『六道』にいるお地蔵さん)の信仰と
習合して
六の字が与えられたとも言われています。
六請神社の拝殿になります。
その後、明治になり、神仏分離令により
等持院の東側に改めて建立されました。
では早速、六請神社の神幸祭をレポートしたいと思います!
12時より境内にて神事が行われます。
お祓いや祝詞の奏上が行われた後
神輿に御霊が移されます。
この後、和太鼓奉納が行われ
13時頃、神輿が境内を出発します。
境内を出て
一度、神輿を担ぎ激しく揺らした後
氏子町を回るんですね♪
そして、14時半頃
六請神社から南西に200メートルほどの場所にある
『念佛寺』の前で差し上げが行われます。
この後、雨が降っていなければ
念仏寺前の駐車場にて和太鼓の奉納があるそうですよ
差し上げの数も今回は減っているようで
30分ほど、時間が繰り上げて行われました。
ちなみに、神幸祭の前日『宵宮』では
18時半より、餅をついて振舞ったり
近くにある立命館大学の学生さんが
よさこいを踊ったりと
賑やかなに行われたそうですよ
さて、お話を戻しまして
念仏寺前で休憩を挟み、再び渡御を行った神輿は
16時に等持院前へと移動します。
ここでも、同様に神輿の差し上げを行い
神輿を揺らします。
そして、出発から3時間半
いよいよ神輿が六請神社へと帰って来ます
境内に入ると
2度、差し上げを行い
神輿を揺らします。
こうして、無事に神輿の渡御が終わると
担ぎ手さん達による手拍子が鳴り響く中
御霊が本殿へと還り無事に終了しました
そんな神幸祭が行われた
より大きな地図で 神幸祭(六請神社) を表示