こんにちは京子です。
7月2日は祇園祭で重要な行事が京都市役所で行われました。
その重要な行事というのは『くじ取り式』です
古くは六角堂で行っていましたが
現在は市役所で行われているんですよね
そもそも、くじ取り式が行われた理由は
祇園祭の山鉾巡行を町内同士が
他の山鉾で揉め出したからなんです
なので公平にクジを取って決めようという事になったんですね
ちなみに全ての山鉾がくじを引くのではなく
くじ取らずで
巡行の順番が最初から決まっています。
残りの山鉾がくじを引いて順番を決めるんですね
市役所でのくじ取り式の様子は
事前にハガキにて申込み
当選した人のみ、参観する事が出来ます
去年、京子は抽選に外れてしまいましたが
今年はなんと!当たりました!
当選したハガキを撮影していない事に後悔・・・泣。
ハガキは受付で回収されちゃったんですよね。
では早速、くじ取り式の様子をお伝えしたいと思います。
![京都市役所](2012/07/02/01/2012-07-02-1.jpg)
午前9時45分、京都市役所前に到着した京子。
開始は10時からですが
15分前には会場に入っておかなくてはいけません。
![しおり](2012/07/02/01/2012-07-02-8.jpg)
参観者のみに配られる当日のしおりです。
![京都市役所](2012/07/02/01/2012-07-02-2.jpg)
10時から総礼(一同礼)をした後
開会の辞が行われ、京都市長の門川大作さんや
山鉾保存会の会長、副会長などが挨拶されます。
そして、いよいよ抽選が始まります。
ここで、くじについて説明させていただきます
まずは『くじ(順番のかいてある紙)』が収められた
封筒が京都市長の前に届けられます
これをハサミで開封します。
封筒の中のくじを出し、中を確認した後
くじは下げられます。
次に、1枚ずつ
こより状にして、再び京都市長に渡されます。
こうして準備が整うと
いよいよ実際にくじが引かれます。
各山鉾町の方が1人ずつ
くじを引きに市長のいる席の前まで移動します。
こうして、こより状にしたくじを選んで引いて
順番を決めるんですね。
ちなみに
2012年の山一番は・・・
![郭巨山](2012/07/02/01/2012-07-02-4.jpg)
郭巨山(かっきょやま)です。
貧困に苦しんでいた郭巨が子供を捨てに山中へ行った際に
土の中から黄金の釜を掘り当てた
という故事に由来する山です。
![月鉾](2012/07/02/01/2012-07-02-3.jpg)
鉾一番は『月鉾』
![綾傘鉾](2012/07/02/01/2012-07-02-5.jpg)
傘一番は『綾傘鉾』
![鈴鹿山](2012/07/02/01/2012-07-02-6.jpg)
あとの巡行の山一番は『鈴鹿山』でした。
※3基の鉾に関しては『祇園祭 月鉾(八坂神社)』『祇園祭 綾傘鉾(八坂神社)』『祇園祭 鈴鹿山(八坂神社)』の記事をご覧下さい。
山鉾に関する情報は山鉾一覧からでも
ご覧いただけますので是非チェックして下さい
各山鉾町の方は引いたくじを
参観者にも見えるよう両手で掲げます。
こうして、くじは1度回収され
後ほど、正式に山鉾の名前と順番が記された紙が再び手渡され
同様に参観者に見えるように掲げていました
くじの順番と発表が終わると
京都市長からの祝辞がありました。
![大船鉾](2012/07/02/01/2012-07-02-7.jpg)
そして、今年から参加する大船鉾に巡行旗の授与が行われました。
大船鉾は幕末の蛤御門の変により消失した鉾で
2012年から唐櫃(からひつ)で山鉾巡行に参加するんですよ
こうして無事に『くじ取り式』が閉会しました。
この後、山鉾町の方数名が功労を称え、表彰されていました。
![八坂神社](2012/07/02/01/2012-07-02-9.jpg)
会場を出た山鉾連合会の方は
バスに乗って八坂神社へと向かいます。
![山鉾連合会集合写真](2012/07/02/01/2012-07-02-10.jpg)
本殿にて
くじ取り式の報告が行われるんですね♪
くじ取り式が行われた京都市役所の場所はコチラ↓
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記念撮影が行われた八坂神社の場所はコチラ↓
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