こんばんは京子です
京都のお寺や神社では、様々なイベントが行われていましたね
・四方参り
皆さんは何処を回られましたか~
さて、節分の日でもあり、午の日でもある
本日最後のイベントを締めくくるのは
吉田神社の古神札焼納神事である・・・
火炉祭(かろさい)です
以前もご紹介しました通り、
吉田神社では「節分大祭」として
2月2日~4日まで神事が行われます。
火炉祭はその中で、3日の23時から行われる神事の1つです
室町時代に執行されて以来続いている、京都の一大行事なんですって
どんな神事かと言いますと、
火炉と呼ばれる
直径5m、高さ5mの八角形の形をした柱を設置して
その中に、節分祭の時に参拝した人が
持参した古い神札を積み上げて燃やします
直径も高さも5mという、巨大な八角柱が燃え盛るんですよ
※この八角形は、吉田神社の末社である大元宮の形を真似ているんです
大元宮については、吉田神社の記事をご覧下さい。
さて、京子が火炉祭を楽しみに、夜22時頃に吉田神社へ行ってみると
・・・昼間より人が増えている気がします。
火炉祭人気でしょうか
夜の屋台の独特の雰囲気に、後ろ髪を引かれつつ
階段を上がって直ぐの三ノ鳥居前
火炉が設置されている広場へと向かいます
午後11時
御神火と共に、神職の方々が入場します。
火炉を中心に、お祓いを済ませた後
三十六枚の小土器(こかわらけ:つまり、小さな素焼きの器の事です。)
に濁酒をついで神様にお供えします
※この小土器は、天地四方を清めるという意味で用意されています。
神社でよく行われる、お塩とお酒を使って清めることと同じ意味ですね。
祝詞を読み上げ
いよいよ点火です。
凄い勢いで燃えて行きます
途中、この小土器を倒し、火炉を清めます。
昔は、火中の中の小土器を奪いあったそうですよ
バキバキと音を立てながら燃え盛る火の勢いは
温かいを通り越して、もの凄く熱かったです。
最前列で見ている人は、「アツッ」と、おっしゃってました
途中、消防団の人が水をかけ
火の勢いが増し過ぎないように調整されてました。
距離にして10mほど離された場所でも凄い熱風でした。
小土器を奪いあうというのは、命がけだったと思います
京子は、熱すぎてビックリしちゃったので
早々に退散しちゃいましたけれど、
二ノ鳥居前で入場規制がかかっていて
こんなにも多くの人が、火炉祭を見るために待たれていましたよ~
この火は、無病息災をもたらし
春の訪れを呼び込みます。
つまり、立春ということですね
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