こんばんは京子です


京都のお寺や神社では、様々なイベントが行われていましたね

初午大祭 2012(伏見稲荷大社

四方参り

追儺式鬼法楽 2012(廬山寺

皆さんは何処を回られましたか~


さて、節分の日でもあり、午の日でもある

本日最後のイベントを締めくくるのは

吉田神社の古神札焼納神事である・・・


燃え盛る火炉

火炉祭(かろさい)です


以前もご紹介しました通り、

吉田神社では「節分大祭」として

2月2日~4日まで神事が行われます。

火炉祭はその中で、3日の23時から行われる神事の1つです


火炉祭案内看板

室町時代に執行されて以来続いている、京都の一大行事なんですって


どんな神事かと言いますと、

火炉と呼ばれる

直径5m、高さ5mの八角形の形をした柱を設置して

その中に、節分祭の時に参拝した人が

持参した古い神札を積み上げて燃やします


直径も高さも5mという、巨大な八角柱が燃え盛るんですよ


※この八角形は、吉田神社の末社である大元宮の形を真似ているんです

大元宮については、吉田神社の記事をご覧下さい。


さて、京子が火炉祭を楽しみに、夜22時頃に吉田神社へ行ってみると

・・・昼間より人が増えている気がします。

火炉祭人気でしょうか


夜の屋台の独特の雰囲気に、後ろ髪を引かれつつ

階段を上がって直ぐの三ノ鳥居前

火炉が設置されている広場へと向かいます


古い神札の積まれた火炉

午後11時

御神火と共に、神職の方々が入場します。



火炉を中心に、お祓いを済ませた後


三十六枚の小土器

三十六枚の小土器(こかわらけ:つまり、小さな素焼きの器の事です。)

に濁酒をついで神様にお供えします

※この小土器は、天地四方を清めるという意味で用意されています。

神社でよく行われる、お塩とお酒を使って清めることと同じ意味ですね。


神職さんの祝詞

祝詞を読み上げ

いよいよ点火です。



凄い勢いで燃えて行きます


小土器を倒し

途中、この小土器を倒し、火炉を清めます。


火中の中の小土器

昔は、火中の中の小土器を奪いあったそうですよ


燃え盛る火炉

バキバキと音を立てながら燃え盛る火の勢いは

温かいを通り越して、もの凄く熱かったです。


最前列で見ている人は、「アツッ」と、おっしゃってました


途中、消防団の人が水をかけ

火の勢いが増し過ぎないように調整されてました。

距離にして10mほど離された場所でも凄い熱風でした。

小土器を奪いあうというのは、命がけだったと思います


京子は、熱すぎてビックリしちゃったので

早々に退散しちゃいましたけれど、


二ノ鳥居前で入場規制がかかっていて


二ノ鳥居前の入場規制

こんなにも多くの人が、火炉祭を見るために待たれていましたよ~


この火は、無病息災をもたらし

春の訪れを呼び込みます。

つまり、立春ということですね


そんな火炉祭の行われた吉田神社の場所はコチラ↓


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