2016-01-20 | |
テーマ:京都検定対策問題 |
京都検定対策問題 その152
本日は京都検定対策問題をお届けします。
実力試しに挑戦してみてくださいね~♪
では、早速1問目です。
【問題】
白川南通と新橋通の分岐点にある、通称「祗園のお稲荷さん」とも呼ばれる神社はどこか。
ア.臼大明神(うすだいみょうじん)
イ.観亀稲荷社(かんきいなりしゃ)
ウ.辰巳神社(たつみじんじゃ)
エ.岬神社(みさきじんじゃ)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ウ.辰巳神社
辰巳神社は、戦時中に創建された神社で
『辰巳稲荷大明神
(たつみいなりだいみょうじん)』や
『祗園のお稲荷さん』とも呼ばれています
もともとは、白川南通と新橋通の
分岐点近くにある巽橋(たつみばし)畔に
建てられたそうなんですけれど
その後、現在地に移されたんですね
神社の名前の『辰巳』とは
方角を十二支で表現した場合に
『辰巳(巽(たつみ))の方角』
の事を意味していて、京都御所(きょうとごしょ)から
南東(辰巳の方角)に位置している事から
この名前がつけられたそうですよ
巽橋(たつみばし)
近くにある橋の名前も巽橋(たつみばし)というのは
その為なんですね
続いて2問目です。
【問題】
京都で毎月21日に行われる縁日は、次のうちのどれか。
ア.弘法市(こうぼういち)
イ.天神市(てんじんいち)
ウ.寅市(とらいち)
エ.平安楽市(へいあんらくいち)
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.弘法市
弘法市は、東寺(とうじ)で毎月21日の
弘法大師(こうぼうたいし)空海(くうかい)
の月命日に行われている縁日で
『弘法さん』とも呼ばれています
骨董品を中心に盆栽や乾き物
生活用品に屋台等
正確な数字は公表されていないようですけれど
1000以上のお店が並び
来場者数は延べ10万人以上といわれているんですね
そんな東寺の縁日は
空海の命日である
3月21日に彼の住居でもあった
御影堂で行われた供養が
始まりとされています
そして1239年以降
毎月この供養が行われるようになり
それに併せて、多くの参拝者が
訪れるようになりました。
人が集まり、そこにお茶をふるまう商人が
屋台を出すようになって
江戸時代には現在のように
境内に沢山のお店が
並ぶようになったというワケです
3問目にいってみましょう。
【問題】
血天井で知られる養源院(ようげんいん)は、豊臣秀吉(とよとみひでよし)の側室( )が父の菩提を弔う為に創建した。( )に入る言葉は何か。
ア.くす
イ.江(ごう)
ウ.茶々(ちゃちゃ)
エ.初(はつ)
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ウ.茶々
茶々は、父である戦国武将の浅井長政
(あざいながまさ)と
織田信長(おだのぶなが)の妹である
市(いち)との間に生まれた長女で
後に豊臣秀吉の側室となった女性です
秀吉の子を懐妊した事で
秀吉が大いに喜び、淀城
(よどじょう)を与えた事から
それ以降、茶々は淀殿(よどどの)と
呼ばれるになったんですね。
そんな茶々が父、浅井長政の菩提を
弔う為に創建したのが養源院といわれ
お寺の名前も長政の院号(将軍家の戒名)
『養源院天英宗清
(ようげんいんてんえいそうせい)』
にちなんだものなんだそうです
京の血天井めぐりの記事をご覧下さい♪
【問題】
神光院(じんこういん)は、上賀茂神社(かみがもじんじゃ)の神職であった、ある人物がご神託を受けた事に始まるが、そのある人物とは誰か。
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
松下能久(まつしたよしひさ)
上賀茂神社の神職であった
松下能久は、1217年(建保5年)に
『霊光の照らした地に一宇を建立せよ』
といった、ご神託を受けて
大和三輪の慶円(けいえん、きょうえん)を
招いて、神光院を建てたと
いわれています
ちなみに神光院が創建されるまでは
瓦職人の宿に用いられ『瓦屋寺』と
呼ばれていたそうですよ
空海が42歳の時に
90日間の修行を行った場所として知られ
修行の後、境内の池に写った自分の姿を見て
木像(弘法大師像)を彫り
厄除け祈願したといわれています
境内の弘法大師像
そんな神光院は
京都三大弘法の1つに数えられています
※京都三大弘法について詳しくは、三弘法詣の記事をご覧下さい。
という事で本日も4問出題させていただきました!
みなさんは何問正解されましたか?
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