2016-01-05 | |
テーマ:京都検定対策問題 |
京都検定対策問題 その147
本日は京都検定対策問題をお届けします。
実力試しに挑戦してみてくださいね~♪
では、早速1問目です。
【問題】
若一神社(にゃくいちじんじゃ)にゆかりの深い人物は誰か。
ア.足利尊氏(あしかがたかうじ)
イ.平清盛(たいらのきよもり)
ウ.徳川家康(とくがわいえやす)
エ.源頼朝(みなもとのよりとも)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.平清盛
平清盛は、平安時代の武士で
太政大臣(だじょうだいじん)にまで出世した
公卿(くぎょう)でもあります
『平家にあらずんば人にあらず』
という言葉があるように
清盛の力によって平家は
ひと時の栄華を極めるんですよね。
そんな清盛が建てたと伝わっているのが
若一神社なんですよ~
ちなみにかつて、この地には西八条邸
(にしはちじょうてい)と呼ばれる
清盛の別邸があったと伝わっています
境内には、清盛が植えたと伝わる
大楠木(おおくすのき)や
彼が高熱に浮かされた時に
体を冷やしたとされる御神水等
ゆかりの物を多数見る事が出来るんですよ
清盛が植えたと伝わる大楠木(おおくすのき)
※平清盛については、平 清盛ゆかりの地巡りの記事をご覧下さい。
続いて2問目です。
【問題】
八坂庚申堂(やさかこうしんどう)では、庚申の日に、ある動物の形にかたどった「厄除けコンニャク焚き」が行われる。ある動物とは何か。
ア.犬
イ.猿
ウ.鳥
エ.猫
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.猿
八坂庚申堂は、正式名称を
金剛寺(こんごうじ)という
日本最初の庚申信仰の霊場で
京都三庚申(きょうとさんこうしん)
日本三庚申(にほんさんこうしん)の1つです
つまり!庚申信仰発祥の地と
いうワケなんですね~♪
ちなみに庚申とは
干支の1つで60日に1度巡ってくる日の事です
庚申の日の夜になると
人の中にいる『三尸虫(さんしちゅう)』という虫が
寿命を司る神様(天帝・てんてい)に
悪行を報告しに行くといった信仰があるんですね
その為、庚申の日には、寝ずに徹夜をする
庚申待(こうしんまち)を行うんですよ
そして庚申の使いが猿!という事から
厄除けコンニャク焚きは
猿の形をかたどっているというワケです
※庚申について詳しくは、京都三庚申の記事をご覧下さい。
3問目にいってみましょう。
【問題】
上賀茂神社(かみがもじんじゃ)で毎年1月7日に行われている神事はどれか。
ア.乙子神事(おとねしんじ)
イ.白馬奏覧神事(はくばそうらんじんじ)
ウ.御棚会神事(みたなえしんじ)
エ.武射神事(むしゃじんじ)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.白馬奏覧神事
上賀茂神社では、毎年1月7日に
白馬奏覧神事が行われています
白馬奏覧神事というのは
白馬祭(あおうまのまつり)や
白馬神事(あおうまのしんじ)とも呼ばれる
毎年1月7日に行われる神事の事で
ご祭神の賀茂別雷大神
(かもわけいかづちのおおかみ)に
神馬(しんめ)を引き立てて
ご覧頂くというものなんですね~
これは明治初期まで宮中で行われていた
『白馬節会(あおうまのせちえ)』を
神事化したもので初めの頃は
青みがかった馬を用いていたようですよ♪
青みがかった馬をお正月
1月7日の人日(じんじつ)の節句に見ると
1年の邪気が祓われ健康に暮らせるという
中国の故事にちなんでいるいわれています
※詳しくは、白馬奏覧神事 2015(上賀茂神社)の記事をご覧下さい。
では4問目の問題です。
最後の問題は選択肢ではありません。
ズバリでお答え下さい!
【問題】
伏見区にある御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)は初め、何神社と称していたか。
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
御諸神社(みもろじんじゃ)
御香宮神社は、伏見区にある神社で
初めは『御諸神社(みもろじんじゃ)』と
称していたそうです
けれどその後
平安時代の862年(貞観4年)9月9日に
良い香りのする水
御香水(ごこうすい)が湧き出し
その水を病人に飲ませると
不思議と病が治ったという事から
清和天皇(せいわてんのう・第56代天皇)より
御香宮の名を賜ったと
いわれているんですね~
という事で本日も4問出題させていただきました!
みなさんは何問正解されましたか?
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