2015-02-14 | |
テーマ:京都検定対策問題 |
京都検定対策問題 その47
本日は京都検定の対策となりそうな問題を
作成してみました。
チャレンジしてみてくださいね。
1問目です。
【問題】
日本3如来の1つに数えられ頭巾を被っている事で有名な薬師如来立像を本尊とする寺院はどこか。
ア.蛸薬師堂(たこやくしどう)
イ.狸谷山不動院(たぬきだにさんふどういん)
ウ.長源寺(ちょうげんじ)
エ.平等寺(びょうどうじ)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
エ.平等寺
平等寺は
山号を福聚山(ふくじゅさん)と言い
高倉天皇(たかくらてんのう:第80代天皇)が
寺名を定めたお寺です
本尊である薬師如来立像は
平安時代後期、橘行平(たちばなのゆきひら・第30代敏達天皇の皇子)が
海底から引き上げたといわれ
癌封じのご利益があるとして有名なんですね
※詳しくは、平等寺 その1、平等寺 その2の記事をご覧ください。
ちなみに選択肢に出ている場所も全て
癌封じにご利益のある仏閣なんですよ
※詳しくは、癌封じにご利益のある神社仏閣巡りの記事をご覧ください。
続いて2問目です。
【問題】
三十三間堂にある千手観音坐像(本尊・国宝)の作者と伝えられる人物は誰か。
ア.運慶(うんけい)
イ.康運(こううん)
ウ.湛慶(たんけい)
エ.康勝(こうしょう)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
ウ.湛慶
湛慶は
鎌倉時代に活躍した
慶派一門の仏師なんですね
千手観音坐像は
彼が亡くなる2年前
81歳の時に完成した大作であり
代表作といわれています
ちなみに選択肢の『ア.運慶』は
湛慶(長男)の父親です。
父亡き後は一門を率いたそうですよ。
『イ.康運』は
運慶の次男です。
『エ.康勝』は
運慶の4男です。
3問目にいってみましょう。
【問題】
京の台所と呼ばれる錦小路通(にしきこうじどおり)は、宇治拾遺物語によると当初は何と呼ばれていたか。
ア.京小路
イ.具足小路
ウ.市場小路
エ.都小路
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
イ.具足小路(ぐそくこうじ)
錦小路通は
京都のメインストリートである四条通より
一筋北にある道なんですね
※東の端にある寺町通から高倉通の間、約400mは錦市場として有名ですよね。
こちらは錦小路の東詰めにある錦天満宮です。
ちなみに具足小路とは
具足(甲冑や鎧の事)を
販売する店が多かった事から
始めはその名で呼ばれていたみたいなんです♪
それが、宇治拾遺物語によると
村上天皇(むらかみてんのう・第62代天皇)
により『綾錦(あやにしき)』という言葉から
一文字取って錦小路と名付けられたそうです
※詳しくは、京のユニークな地名 その14の記事をご覧ください。
では4問目の問題です。
最後の問題は選択肢ではありません。
ズバリでお答え下さい。
【問題】
桜の馬場、紅葉の馬場として知られる参道があり角倉了以の銅像が建つ寺院はどこか。
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
二尊院(にそんいん)
二尊院は
天台宗山門派(延暦寺)に属し
嵯峨天皇(さがてんのう・第52代天皇)の勅願により
建立された寺院なんですよ
二尊院と言う名前は
釈迦如来と阿弥陀如来の2体の本尊を
安置している事に由来するといわれています
ちなみに正式名称は
小倉山二尊教院華台寺(おぐらやまにそんきょういんけだいじ)です
また二尊院の総門は
角倉了以によって伏見城の
『薬医門』が移築された物なんだそうですよ
という事で今回も4問出題させて頂きました。
皆さんは何問正解されましたか?
Tweet雑談掲示板 新着