2015-02-08 | |
テーマ:京都検定対策問題 |
京都検定対策問題 その46
本日は京都検定の対策となりそうな問題を
作成してみました。
チャレンジしてみてください♪
1問目です。
【問題】
今宮神社の門前で売られている名物のお餅は次のどれか。
ア.葵餅
イ.あぶり餅
ウ.鳩餅
エ.よもぎ餅
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.あぶり餅
あぶり餅は
親指くらいの大きさのお餅を
10個ほど竹串で差して炭火であぶり
白味噌のタレをつけたお餅です。
ちなみに今宮神社の門前には
あぶり餅で有名なお店が
2軒あるんですよ
また選択肢の『ア.葵餅』は
上賀茂神社の門前菓子です。
※詳しくは、神馬堂の記事をご覧ください。
『ウ.鳩餅』は
三宅八幡宮の門前菓子です。
『エ.よもぎ餅』は
松尾大社の門前菓子です。
続いて2問目にいってみましょう。
【問題】
本尊に『証拠の阿弥陀』を安置しているのはどこのお寺か。
ア.三千院
イ.寂光院
ウ.勝林院
エ.実光院
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ウ.勝林院
勝林院は
大原という京都市の北東にあり
1013年(長和2年)、寂源(じゃくげん・僧)により
創建されたお寺なんですよ
証拠の阿弥陀とは
本尊である阿弥陀如来像の事で
1186年(文治2年)、本堂で
大原問答(大原談義)が行われた際
「念仏が民衆を救うのです」と
阿弥陀如来が言った事から
その名で呼ばれるようになったといわれています。
※ちなみに阿弥陀如来像は、その姿が美男子だという事から『美男の阿弥陀』とも呼ばれています。
3問目にいってみましょう。
【問題】
京都3名水や御所3名水の1つに数えられ、大和物語に病気を治す水として紹介されたのはどこの名水か。
ア.縣井(あがたい)
イ.醒ヶ井(さめがい)
ウ.染井(そめい)
エ.祐井(さちのい)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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・・・
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では、答えですっ。
【答え】
ア.縣井
縣井は
京都御苑内、旧一条邸の屋敷跡にあり
昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう・明治天皇の皇后)の
産湯に使われたとされる名水といわれています
※現在では飲む事は出来ません。
そして大和物語とは
平安時代に作られた
和歌を中心とした歌物語の事です。
ちなみに選択肢の『イ.醒ヶ井』は
京都3名水の1つに数えられ
その中でも天下一の名水として有名だったそうですよ。
※詳しくは、左女牛井之跡の記事をご覧ください。
梨木神社境内に湧き出ている名水です。
『エ.祐井』は
御所3名水の1つに数えられ
明治天皇の幼名である祐宮に因んで
祐井と命名したといわれているんですよ。
では4問目の問題です。
最後の問題は選択肢ではありません。
ズバリでお答え下さい
【問題】
親しみやすく飽きの来ない、お豆腐狂言を家訓としているのは何家か。
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
茂山千五郎家(しげやませんごろうけ)
茂山千五郎家は
江戸時代初期から続く
狂言の名家なんですよ
※現在で13代目です。
こちらは茂山千五郎の弟分であった茂山忠三郎によって誕生した『茂山忠三郎家(しげやまちゅうざぶろうけ)』です。
初代~4代目までは馬術指南をし
5代目から狂言師となり
6代目の時、禁裏御用の能楽師となった
記録が残されているそうです♪
※禁裏御用とは今でいう宮内庁御用達の事です。
ちなみに『千五郎』という人が
もともといたわけではなく
9代目の千吾正乕(せんごまさとら)が
大老・井伊直弼に名を尋ねられた時
『千吾』と答えたのに『千五郎』と聞き間違えられた事から
当主名は千五郎になったといわれています
という事で今回も4問出題させて頂きました。
皆さんは何問正解されましたか?
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