メモ2014-02-04
テーマ:その他

2月初午の日は油揚げと畑菜の辛し和え

今日は何の日だか知ってますか?

節分じゃないですよ~?

節分はもう終わっちゃいましたよね


しるしの杉

初午大祭の日だけ特別に授与される、しるしの杉です。


実は本日、2月4日は

2月最初の午の日(うまのひ)なんです

「それが・・・どうしたの??」

と思う方もいらっしゃるかもしれませんので

ちょっとだけ説明をさせてもらいます

※午の日とは、日付を干支に当てはめた日の事です。


伏見稲荷大社

2月最初の午の日は

伏見稲荷大社初午大祭が行われるんですね。


なぜかと言いますと・・・

711年の2月最初の午の日は

伏見稲荷の神体山(しんたいさん・神様が宿る山の事)である

稲荷山の三ヶ峰(みつがみね)に

稲荷社の祭神である

『稲荷大明神(いなりだいみょうじん)』を祀った日なんですね。

その日をしのび、お祭が行われているというわけなんです

※詳しくは初午大祭 2012をご覧下さい。


そして京都の人々が古くから行っている風習として

初午の日にお稲荷さんに参拝して

油揚げと畑菜の辛し和えを食べるというものがあるんですよ。


油揚げと畑菜の辛し和え

油揚げと畑菜の辛し和えです。後ほど詳しくご紹介しますね。


でも何故、油揚げと畑菜なのかわかりますか


畑菜は

稲荷大明神を祀ったのが

『秦伊呂具(はたのいろぐ・秦氏)』だった事から

秦(はた)と畑菜(はたけな)の

『畑(はた)』をかけているという説があります。

※秦氏についてくわしくは大酒神社の記事をご覧下さい。


油揚げは

お稲荷さんと言えば、狐であり

狐と言えば油揚げですよね


これらの事から

『畑菜』と『油揚げ』の2つを

和えて食べると縁起が良いといわれているんですね。


畑菜についても少し説明をしますと

畑菜はアブラナの一種で

いわゆる京野菜と言われ、京都府が1987年に定めた

『京の伝統野菜』に認定されているんですよ

栄養価としては、カルシウム、カロチン、鉄、ビタミンCを豊富に含んでいます。

※他の地方では作られていないので、他府県の方は手に入れにくいかもしれません。


ということで

今回はその油揚げと畑菜の辛し和えを実際に作ってみました


こちらはけっこう簡単なレシピですので

皆さんもやってみてはいかがでしょうか。


・油揚げと畑菜の辛し和えの材料


畑菜

こちらが本日の材料の1つ畑菜です。一目でアブラナ科の植物とわかりますよね。


では早速、材料をご紹介しましょう。

・畑菜

・油揚げ

・いりごま

・しょうゆ

・砂糖

です。


・調理してみよう!

はじめに畑菜を3センチくらいに切って

電子レンジで暖めます。


そうしているうちに、油揚げを焼きます。


その後、短冊にカットし

畑菜とあわせます


いりごま、しょうゆ、砂糖、からしを

『3:3:1:1』くらいの割合で混ぜ

先ほどの油揚げと畑菜に和えます。


そして、お皿に盛り付けて完成です


油揚げと畑菜の辛し和え

こちらが完成したものです。美味しそうでしょ♪


・気になるお味は!?

ゴマの風味と

畑菜と油揚げの甘辛さがマッチして

1品料理として最高の味でしたよ


最後に段取りをおさらいしましょう。

1.畑菜を切り電子レンジで暖めます。

2.その間に油揚げを焼きます。

3.その後、油揚げを短冊にカットし畑菜とあわせます。

4.いりごま、しょうゆ、砂糖、からしを混ぜたおダシを油揚げと畑菜に和えて完成


以上、全体で30分もかからず

すぐに出来ちゃいます

※お好みでからしの量やしょうゆの量を調節してみてください。


というわけで本日は

油揚げと畑菜の辛し和え

ご紹介してみました。


ご家庭で作ってみた

という人がいたらコメントで教えて下さいね。



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