2012-09-30 | |
テーマ:祭り・イベント |
関連:瀧尾神社 / 鰻放生大祭(瀧尾神社 三嶋神社祈願所) / 新嘗祭・火焚祭(瀧尾神社) / 例祭(瀧尾神社) / |
神幸祭(瀧尾神社)
こんにちは京子です
今回ご紹介するのは
9月30日に瀧尾神社(たきのおじんじゃ)で行われた・・・
神幸祭(しんこうさい)です
瀧尾神社の神幸祭では
祭神の御霊を乗せた神輿が
新熊野神社の前で
差し上げ(神輿を高く担ぎ上げる事)を行い
激しく神輿を揺らしたり
泉涌寺の境内で奉納が行われる祭です
しかし、今回は台風の影響で
こうしたイベントも変更になった点が
多々ありましたけれど
祭自体が無くなったわけではありませんので
その様子をレポートしたいと思います
ちなみに瀧尾神社について
簡単にご説明しますと
大丸百貨店を創業した『下村彦右衛門(しもむらひこえもん)』による
崇敬を受けていた神社で
彦右衛門は毎朝
行商へ行く途中、欠かさず瀧尾神社に参拝していました
大丸が事業として大成功した事もあり
現在にいたるまで
大丸によって社殿の造営・修復などが行われています。
舞殿の天井には全長8メートルの巨大な龍がいるんですよ色がついていないのは、かつて江戸幕府より奢侈禁止令(しゃしきんしれい・贅沢禁止令)が出ていたからだそうです。派手にする事が禁止されていたんですね。
朝10時に到着した京子!
本来であれば
長さ25mの龍をダイナミックに演舞させる『龍舞』が
披露されるのですが
今回は台風の影響で中止となりました。
※この他にも剣鉾も通常であれば渡御に参加する予定ですが、こちらも取り止めとなりました。
本殿には、お供え物がしてありましたよ。
という事で
まずは、神輿の前で
宮司さんによる祝詞(のりと)奏上が行われ
次に『纏(まとい)』が披露されました
江戸時代、町の火消(ひけし)が自分達の組を示す為に用いたものです。
纏は上部に組を示す名前が書かれ
馬簾(ばれん)と呼ばれる飾り(回すとヒラヒラとなびく飾りの事です)が付いています。
神輿を担ぐ木(轅・ながえ)の前後先端に取り付けられる『鳴閂(なりかん)』です。神輿が揺れる事によって、カシャンカシャンと音が出ます。瀧尾神社の神輿には龍があしらわれていましたよ。
この後、女神輿が11時に鳥居をくぐり出発します
続いて本神輿もすぐにスタートしました。
どちらに向かったのかと言いますと
新熊野神社(いまくまのじんじゃ)です。
こちらの前で2基の神輿が
差し上げを行い、激しく神輿を揺らします。
新熊野神社前の女神輿。
宮司の方も拝殿にて拝礼されていました。
その後、台風の影響を考慮し
巡行ルートが変更になり
泉涌寺交差点での差し上げや
泉涌寺への巡行も取り止めとなりました
という事で神輿は
休憩を挟んだ後、瀧尾神社へと戻ります。
帰りは西側の鳥居より境内へと入ります
中で神輿の差し上げをして
何度も神輿を揺らし、13時半に
神幸祭は無事終了しました~。
雨によって皆さんびしょ濡れになりながらも
立派に神輿を担いでいらっしゃいました~。
お疲れ様でした
そんな神幸祭が行われた瀧尾神社の場所はコチラ↓
最寄の交通案内
京阪電車 京阪本線 東福寺駅(とうふくじえき)
1 ■はじめまして・・
はじめまして、初めてブログ拝見させて頂きました。これだけ勉強されて、丁寧にまとめあげておられる。また、各所へきちんと足を運んでの取材、本当にマメで感服しました。
本当に京都が好きなんですね。
私なんて京都生まれの京都育ちでも、全然知らない事が多すぎて、逆に恥ずかしいくらい・・
実は、ちょくちょく神輿を担がせてもらってます。
勿論 瀧尾さんもお邪魔してましたよ。
これからもちょくちょく覗かせてもらいますね~。
まるおさん 2012-10-04 11:50:02
2 ■Re:はじめまして・・
>まるおさん
こちらこそ始めまして!
あの日は雨と台風の影響で、思い出に残る1日となりましたо(ж>▽<)y ☆
でも、やっぱり来年は神輿に龍にオールスターで見てみたいですねっ。
是非、これからも読んでいただければ幸いです♪よろしくお願いします。
京子 2012-10-05 01:07:02
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