こんにちは京子です
今回ご紹介するのは
9月30日に瀧尾神社(たきのおじんじゃ)で行われた・・・
神幸祭(しんこうさい)です
瀧尾神社の神幸祭では
祭神の御霊を乗せた神輿が
差し上げ(神輿を高く担ぎ上げる事)を行い
激しく神輿を揺らしたり
泉涌寺の境内で奉納が行われる祭です
しかし、今回は台風の影響で
こうしたイベントも変更になった点が
多々ありましたけれど
祭自体が無くなったわけではありませんので
その様子をレポートしたいと思います
ちなみに瀧尾神社について
簡単にご説明しますと
大丸百貨店を創業した『下村彦右衛門(しもむらひこえもん)』による
崇敬を受けていた神社で
彦右衛門は毎朝
行商へ行く途中、欠かさず瀧尾神社に参拝していました
大丸が事業として大成功した事もあり
現在にいたるまで
大丸によって社殿の造営・修復などが行われています。
舞殿の天井には全長8メートルの巨大な龍がいるんですよ色がついていないのは、かつて江戸幕府より奢侈禁止令(しゃしきんしれい・贅沢禁止令)が出ていたからだそうです。派手にする事が禁止されていたんですね。
朝10時に到着した京子!
本来であれば
長さ25mの龍をダイナミックに演舞させる『龍舞』が
披露されるのですが
今回は台風の影響で中止となりました。
※この他にも剣鉾も通常であれば渡御に参加する予定ですが、こちらも取り止めとなりました。
本殿には、お供え物がしてありましたよ。
という事で
まずは、神輿の前で
宮司さんによる祝詞(のりと)奏上が行われ
次に『纏(まとい)』が披露されました
江戸時代、町の火消(ひけし)が自分達の組を示す為に用いたものです。
纏は上部に組を示す名前が書かれ
馬簾(ばれん)と呼ばれる飾り(回すとヒラヒラとなびく飾りの事です)が付いています。
神輿を担ぐ木(轅・ながえ)の前後先端に取り付けられる『鳴閂(なりかん)』です。神輿が揺れる事によって、カシャンカシャンと音が出ます。瀧尾神社の神輿には龍があしらわれていましたよ。
この後、女神輿が11時に鳥居をくぐり出発します
続いて本神輿もすぐにスタートしました。
どちらに向かったのかと言いますと
こちらの前で2基の神輿が
差し上げを行い、激しく神輿を揺らします。
宮司の方も拝殿にて拝礼されていました。
その後、台風の影響を考慮し
巡行ルートが変更になり
泉涌寺交差点での差し上げや
泉涌寺への巡行も取り止めとなりました
という事で神輿は
休憩を挟んだ後、瀧尾神社へと戻ります。
帰りは西側の鳥居より境内へと入ります
中で神輿の差し上げをして
何度も神輿を揺らし、13時半に
神幸祭は無事終了しました~。
雨によって皆さんびしょ濡れになりながらも
立派に神輿を担いでいらっしゃいました~。
お疲れ様でした
そんな神幸祭が行われた瀧尾神社の場所はコチラ↓