今回ご紹介するのは
京都市右京区の梅津(うめづ)にある
梅宮大社(うめみやたいしゃ)の
梅産祭(うめうめまつり)です!
梅宮大社の梅産祭は
毎年、梅が見頃を迎える
3月の第1日曜日に行われていて
子授けと安産、そして
産業繁栄を祈願するお祭なんですよ
梅産祭と書かれた看板
ちなみにこの日は、境内で
神酒や神苑の梅から造った
梅ジュースが無料接待
されるんですね
梅うめまつりのお知らせ
ここで梅宮大社についても簡単にご紹介しますと・・・
梅宮大社は奈良時代に山城国相楽郡井出庄
(やましろのくにそうらくぐんいでのしょう)に創建され
橘氏の末裔で、後の嵯峨天皇
(さがてんのう:第52代天皇)の皇后
壇林皇后(だんりんこうごう)になる橘嘉智子によって
現在地に遷されたといわれています
※井出庄は現在の京都府綴喜郡井手町(つづきぐんいでちょう)付近
梅宮大社は、ご祭神である
木花咲耶姫(このはなさくやひめ)が
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)と結婚した後
すぐに子を授かり、また
安産でもあった事から
子授安産にご利益があると
いわれているんですよ
それでは、早速レポートしていきましょう
午前9時頃に海宮大社の境内に着くと
既に多くの観光客の方が集まっておられました
梅宮大社の境内には
梅が見ごろを迎えています
梅宮大社の梅
境内には約35種550本の梅が
植えられているんだそうですよ
しばらくすると梅産祭の神事が始まりました
まずは神様をお迎えする為に
神職の方や参列者の方々の
罪や穢れ(けがれ)を祓う
修祓(しゅばつ)が行われます
神様は罪や穢れが大変お嫌いですからね♪
そして宮司一拝(ぐうじいっぱい)に続いて
本殿の扉である御扉(みとびら)を開きます!
御扉を開く際には
神職の方が「オー」と声を出して
周囲の人に不敬をしないよう
警告する『警蹕(けいひつ)』が
行われるんですね
警蹕の声が発せられている間は
動かずその場で低頭するようにします
続いて神様へのお供えものである
神饌(しんせん)を行い
宮司による祝詞(のりと)が奏上されます
祝詞奏上(のりとそうじょう)
ちなみに祝詞とは、神職の方が神前で
お祭の目的や神様に捧げる祈りの言葉を
申し述べるものですよ~!
祝詞奏上(のりとそうじょう)に続いて
金幣(きんぺい)を使った
金幣祓い(きんぺいばらい)を
神前、また参列者の方々にするんですね♪
金幣祓い(きんぺいばらい)
ちなみに金幣を振ると
ジャラジャラと心地よい音が
鳴り響くんです
そして、玉串を使った拝礼である
玉串奉奠(たまぐしほうてん)等を行い
梅産祭は滞りなくお納めされました!
この後、境内では、午後16時半頃まで
神酒や神苑の梅から造った
梅ジュースが接待されるんですね~
梅ジュースの接待
季節的にまだまだ寒いので
温かい梅ジュースを頂いて
身も心もあったまりました
梅ジュース
という事で今回は梅宮大社で行われた
梅産祭をご紹介しました!
梅宮大社の場所はコチラ↓