本日は京都検定対策問題をお届けします。
実力試しに挑戦してみてくださいね~♪
では、早速1問目です。
【問題】
清少納言(せいしょうなごん)や和泉式部(いずみしきぶ)らが帰依した新京極にある「女人往生の寺」といわれる寺院はどこか。
イ.誓願寺(せいがんじ)
ウ.誠心院(せいしんいん)
エ.蛸薬師堂(永福寺)(たこやくしどう(えいふくじ))
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.誓願寺
誓願寺は、京都の繁華街の
新京極の通りに面して建っている
浄土宗西山深草派の総本山です
枕草子(まくらのそうし)で知られる
清少納言(せいしょうなごん)や
和泉式部(いずみしきぶ)といった
女性から深い信仰を集めた事から
『女人往生の寺』と称されているんですね~♪
和泉式部忌法要の様子
和泉式部は娘を亡くした悲しみに暮れて
48日間、誓願寺に籠ったと伝わっていて
誓願寺ではこの事から
毎年、6月第2日曜日に和泉式部忌法要が
営まれています
※詳しくは、和泉式部忌法要 2013(誓願寺)の記事をご覧下さい。
続いて2問目です。
【問題】
法輪寺(ほうりんじ)で毎年10月15日に行われているのは何か。
ア.十三参り(じゅうさんまいり)
イ.芸能上達祈願祭(げいのうじょうたつきがんさい)
ウ.人形感謝祭(にんぎょうかんしゃさい)
エ.針供養(はりくよう)
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ウ.人形感謝祭
毎年、人形の日である10月15日に
役目を終えた人形を供養する法要です
参拝者が持ち寄った人形を並べて
住職の方がお経を上げる中
お焼香を上げ、供養をするんですね。
主催者は、1833年(天保4年)から続く
京都でも老舗の人形屋
京都島津(きょうとしまづ)です
※詳しくは、人形感謝祭 2012(法輪寺)の記事をご覧下さい。
3問目にいってみましょう。
【問題】
「清和源氏発祥の宮」といわれる六孫王神社(ろくそんのうじんじゃ)のご祭神は誰か。
ア.源経基(みなもとのつねもと)
イ.源信(みなもとのまこと)
ウ.源雅信(みなもとのまさざね)
エ.源能有(みなもとのよしあり)
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では、答えですっ。
【答え】
ア.源経基
六孫王神社は、清和源氏の祖である
源経基の邸宅『八条亭(はちじょうてい)』の
あった場所に創建された神社で
ご祭神ももちろん
経基がお祀りされているんですね
六孫王という神社の名前は
経基が清和天皇
(せいわてんのう:第56代天皇)の第六皇子
貞純親王(さだずみしんのう)の息子で
天皇の孫に当たり、『六孫王』と
呼ばれていた事にちなんでいます
そんな六孫王神社は
経基が亡くなった際
息子の満仲(みつなか)が霊廟を建てて
六孫王神祠(しんし)とした事に
始まるそうですよ
では4問目の問題です。
最後の問題は選択肢ではありません。
ズバリでお答え下さい!
【問題】
江戸時代の俳人で松尾芭蕉(まつおばしょう)の弟子「向井去来(むかいきょらい)」の嵯峨野にある草庵は何か。
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
落柿舎(らくししゃ)
落柿舎は、嵯峨野にある草庵で
松尾芭蕉の弟子のうち
特に優れた10人の弟子である芭蕉十哲に数えられる
向井去来(むかいきょらい)の草庵といわれています
落柿舎の名前には
ある逸話がありまして・・・
落柿舎(らくししゃ)
当時、草庵の庭には
40本もの柿の木があったそうで
ある時、通りかかった商人が
草庵の外から柿の実がなっているのを見て
去来に柿を売って欲しいと頼んだそうです
去来もこれに応じて商談は成立!
さっそく翌日、商人が草庵を訪れると
なんとビックリ!
前夜に過ぎ去った台風で
全ての柿が落ちてしまっていたんですね~
商談はもちろんお流れ
落ちた柿は売れるはずもありません
落柿舎の名前の理由
皆さんもうおわかりですね?
去来は、この草庵の名前を
柿が落ちたという事で
『落柿舎』と名付けたというワケです!
という事で本日も4問出題させていただきました!
みなさんは何問正解されましたか?