今回ご紹介するのは

京都市伏見区にある

藤森神社(ふじのもりじんじゃ)の名水


不二の水(ふじのみず)


不二の水(ふじのみず)です!


伏見には、名水と呼ばれる湧き水が

あちこちに点在しているんですけれど

それは伏見が良質な伏流水(地下水)の

豊富な土地だからなんですね


伏見という地名も
もともとは伏水(ふしみず)と
呼ばれていたんですよ


説明書き


そんな伏見にある藤森神社の不二の水は
地下約100メートルから湧き出ている名水で
戦国時代から勝ち運を授けるといわれる他
武運長久、学問向上を授けると
信仰されているんですね


ちなみに不二の水の名前は

『2つと無い美味しい水』

という意味なんだそうです


それを裏付けるかのように

連日多くの方が不二の水の前に

列を作って名水を汲みに訪れるんですね


写真を撮りに来た日も

常に3人程の人が並んでいましたよ。


不二の水


こちらが不二の水なんですけれど・・・

どうみても見た目が岩ですよね


まるで岩の割れ目から

湧き出ているかのような雰囲気なんですけれど

まさに名水といわんばかりの風貌じゃないですか


ちなみに不二の水も
その他の名水がそうであったように
今まででナント!2度も枯れているんです!
現在のものは3代目なんだそうですよ


水六訓

水六訓(みずろっくん)


こちらは不二の水の側に

建てられていた『水六訓(みずろっくん)』


1.水は尊し

2.水は美し

3.水は清し

4.水は強し

5.水は恐ろし

6.水は深し


といった戒めのようなものが書かれていました


水があるのが当たり前と思わず

大切にする事はもちろんの事

感謝しないといけませんよね


ここで藤森神社についても簡単にご紹介しますと


藤森神社

藤森神社


藤森神社は社伝によると
203年(神功皇后摂政3年)に
神功皇后(じんぐうこうごう)が
新羅(しらぎ)・百済(くだら)
高句麗(こうくり)を攻め立て
勝利した戦いである
三韓征伐(さんかんせいばつ)から
戻ってきた際に創建されたそうです


その際に戦勝の軍旗や兵具を

この地に埋めて塚を作り

祭祀を行ったと伝わっているんですね


さて、実際に藤森神社の名水

不二の水を飲んでみると・・・


伏見の名水特有の
柔らかいまったりとした味でした♪


少し持ち帰って

家でコーヒーを入れて飲んでみると

心持ちすっきりとした味わいに

なったように思います


そんな不二の水は現在、伏見の名水といわれ

伏見のお酒造りに欠かせない名水を巡る

伏見名水スタンプラリー

1ヶ所に数えられているんですよ♪

※全てのスタンプを集めると先着で記念品がもらえます。


ご興味のある方は5月最後の土日を

利用して巡ってみてはいかがでしょう


そんな不二の水のある

藤森神社の場所はコチラ↓

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