今回ご紹介するのは
京都市東山区にある剣神社(つるぎじんじゃ)で行われた
つるぎ御弓始祭(つるぎおゆみはじめさい)です!
剣神社は
『剣の宮(つるぎのみや)』や
『おつるぎさん』とも呼ばれ
疳(かん)の虫除け祈願で知られている神社なんですよ
※『疳の虫』とは夜泣きや神経症の病気の事です。
神社やお寺があるエリアになります
さて、そんな剣神社で行われる
つるぎ御弓始祭は
毎年2月11日に行われていて
神事では厄除け祈願として
境内に用意された『鬼』と書いてある
的に向かって弓矢も放たれるんですよ
それでは早速レポートしていきましょう!
午後13時頃境内につくと
神事で使われる『鬼』の的が
本殿裏側の2本の木の間に
すでに用意されていました♪
しばらくすると
雅楽の演奏があり
神事が始まります
まずは本殿で
本殿神事が行われるんですね
本殿では
神前に神饌(しんせん)がお供えされ
祝詞(のりと)が奏上されます
その後、宮司さんが
本殿に置いてあった
弓と矢を持って拝殿の外に
出てきます
すると・・・
拝殿の外側、それぞれの角で
外側に向かって弓矢を放つんですね~
詳しい事はわかっていないそうですけれど
神社の方の説明によると
矢の飛んだ方向で
稲の早稲(わせ)や晩稲(おくて)を
占っていたみたいですよ
そして四方に矢を放つと
いよいよ
『鬼の的』に弓矢を放ちます!
この辺りの一連の流れは
動画を見てもらった方がわかりやすいかと思いますので
動画をご覧下さいね~♪
放射の様子は動画でご覧ください。
四方で4本と
鬼の的に2本の
計6本の弓矢を射放つと
再び本殿神事が行われます
鬼の的に矢がささっています。
そして本殿神事が納め終わると
境内、西南の一角に設けられている
護摩壇(ごまだん)で
厄除御火焚祭(やくよけおひたきさい)が
行われるんですね
名前と願い事が書かれた護摩木を
その年の厄除けを兼ねて
お焚き上げするというワケなんです♪
ちなみに境内では
生姜の入った甘酒接待があり
一般参加者の方にも振る舞われていましたよ
風が冷たく体が冷えていたんですけれど
おいしく頂けた甘酒で
心も体も温まりました
そんな御弓始祭が行われた
剣神社の場所はコチラ↓
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