こんにちは京子です♪
今回は萩(ハギ)の名所をご紹介したいと思います。
萩という字を見ると
『秋』に『草冠』という字で
まさに!秋の花といった印象がありますよね
けれど実際は
夏の始め頃から咲いていたりするみたいですよ。
そんなハギは
日本各地の山野で見ることができ
万葉集(まんようしゅう)では
なんと140首以上の歌に詠まれる程
古くから日本人に親しまれてきたんです
今でも、いくつかの市町村で
市の花に指定されているほど
大変人気の花なんですね。
ちなみに京都では
福知山市(ふくちやまし)が
市の花に指定しています!
では早速ご紹介していきましょう
迎 称 寺(こうしょうじ)
例年の見ごろ:9月中旬~下旬
迎称寺は非公開のお寺なんですけれど
表の土塀の前にたくさんの
ハギが植えられており
中に入らなくても
ハギを楽しむ事ができるんです
このなんとも趣のある
朽ちた土塀と
ハギがとてもマッチして
美しいと評判なんですよ~
え?崩れかけ!?
と思った方もいるかと思いますけれど
この朽ちた土塀が
なんとも言えない雰囲気だと思いませんか
ちなみに門前には
『洛東九番萩の霊場』と
書かれた石碑もあります。
例年の見ごろ:9月上旬~中旬
通称、萩の寺(はぎのてら)と呼ばれるくらい
ハギの名所として有名なお寺です。
境内をハギが覆いつくす程
植えられているんですね
また毎年、敬老の日になると
萩供養(はぎくよう)が営まれています。
ちなみに常林寺は
幕末、勝海舟(かつかいしゅう)が
宿坊として利用した事でも有名なんですよ!
勝海舟もきっとハギを見たんでしょうね♪
大 聖 寺(だいしょうじ)
例年の見ごろ:9月中旬
通常非公開のお寺である
大聖寺の境内には
白壁に沿って白と紅のハギが
交互に植えられています。
京都の隠れたハギの名所と言われています
ちなみに室町幕府第3代将軍
足利義満(あしかがよしみつ)の
花の御所があった場所と言われているんですね。
境内には『花之御所』と書かれた石碑が
ハギとともにありました。
※足利義満については、足利義満ゆかりの地巡りの記事をご覧ください。
例年の見ごろ:9月中旬
『萩の宮』とも言われ
参道や境内には約500株のハギがあり
ハギの名所として知られている神社です。
毎年、ハギの咲く季節に行われる
『萩まつり』では
様々な奉納行事が行われます。
境内では萩まつり限定で
販売されている『ようかん』もあるんですよ~
※萩まつりについて詳しくは、萩まつり 2012 その1(梨木神社)、萩まつり 2012 その2(梨木神社)の記事をご覧ください。
ちなみに梨木神社のご祭神は
幕末の尊皇攘夷派の公卿である
三條実萬(さねつむ)・実美(さねとみ)親子なんですね。
※三条実美については、妙法院の記事をご覧ください。
という事で今回はハギの名所をご紹介しました♪
この他にもこんなところがある!と知っている人は
どしどしコメントして教えて下さいね。