こんにちは京子です♪

今日、7月2日は半夏生ということで

今回は半夏生(ハンゲショウ)の名所をご紹介したいと思います


半夏生というのは七十二候(しちじゅうにこう)の1つで

かつては夏至から数えて11日目としていたんですけれど

現在では、太陽が天球上の黄経100度の点を通過する日を言うんですよ

毎年7月2日頃に当たるそうです。

※七十二候とは、季節を表す二十四節気(1年を24等分して約15日ごとに分けた季節)をさらに約5日ずつの3つに分けた季節の事です。


昔は半夏生の日には、天から毒が降ると言われ

井戸に蓋をしたり、この日採れた野菜は食べなかったそうなんですね~


その事から、農家では半夏生の日までに

農作業を終えなければならなかったそうですよ。


今回ご紹介する

半夏生はドクダミ科の花なんですけれど

白く見えている部分は花ではなく

『葉』なんですよ~


半夏生

花弁が無いと

虫に気付いてもらえない事から

葉を白くして花の役目をして

虫を寄せ付けているそうです。


また、上から3枚目までが白くなる事から

三白葉(みつじろぐさ)と呼ばれたり

葉っぱの表面が白くなる事から『半化粧』や

表面の片側だけ白くなるので『片白草(かたしろぐさ)』とも

呼ばれているんですよ


ちなみに半夏生の白い葉は

7月の中旬になると緑色に変わってしまうので

ぜひ早めに訪れて下さいね。


ではそんな半夏生が見れるスポットを

早速ご紹介していきましょう


 大 覚 寺(だいかくじ)

大覚寺の半夏生

例年の見ごろ:7月上旬


大覚寺はもともと、嵯峨天皇の離宮だった場所で

『嵯峨御所』なんて言われていた所ですよね。


そんな大覚寺の半夏生は

日本最古の人口の池と言われる

大沢池に流れ込む小川脇で見ることが出来ます


ちなみに写真の奥に見えている朱色の塔は

心経宝塔(しんぎょうほうとう)です。


 等 持 院(とうじいん)

等持院の半夏生

例年の見ごろ:7月上旬


『足利家歴代将軍』の菩提寺として有名な

等持院の半夏生は東の庭園にある

心字池(しんじいけ)の周りで見ることが出来ます。


等持院と言うとサツキの花の方が

知られていると思いますけれど

知る人ぞ知る半夏生の

隠れスポットだったりするんですね


 両 足 院(りょうそくいん)

両足院の半夏生

例年の見ごろ:6月下旬~7月上旬


両足院は祇園・東山にある建仁寺の境内塔頭で

通常非公開なんですけれど

半夏生の見ごろに合わせて

公開されるんですね。


また、両足院は別名『半夏生の寺』とも呼ばれ

約300坪の庭に半夏生が所狭しと咲いているんですよ

という事で今回は半夏生の名所をご紹介しました♪


この他にもこんなところがあるよ~

半夏生スポットをご存知の方は

どしどしコメントして教えて下さいね。

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