2012-06-22 | |
テーマ:花 |
関連:両足院 / 両足院 その2 / 両足院 その3 / |
両足院の半夏生
こんにちは京子です。
本日ご紹介するのは両足院(りょうそくいん)で行われている半夏生(はんげしょう)の庭園特別公開です。
通常は非公開なんですけれど
半夏生の見ごろに合わせて公開されています。
今年は6月9日から7月8日の一ヶ月間です
半夏生の白くなっている部分は
花びらではなく『葉』なんです。
中心に伸びている芯の部分はありますけれど
花弁の無い花なんですよ
でも花弁がないと虫に気付いてもらえないので
葉を白くする事によって虫を寄せ付けているそうなんです
自然の智恵ですね~
上から3枚目までが白くなる事から
三白葉(みつじろぐさ)と呼ばれたり
葉っぱの表面が白くなる事から『半化粧』や
表面という片側だけ白くなるので『片白草(かたしろぐさ)』とも呼ばれているそうです
そんな両足院は祇園・東山にある建仁寺(けんにんじ)の境内塔頭であり
その名は『両足尊(りょうそくそん)』という
二つの足を持つ者の中で最も尊い者の意味にちなんでいます。
創建当時は知足院(ちそくいん)と呼ばれていたみたいです
また黒田長政(くろだながまさ)の守護神である『毘沙門天像(びしゃもんてんぞう)』が祀られています。
この毘沙門天像は7cmという非常に小さい仏像なんですよ
黒田長政は織田信長(おだのぶなが)、豊臣秀吉(とよとみひでよし)、徳川家康(とくがわいえやす)という
天下人3人に愛された軍師、黒田官兵衛(くろだかんべえ)の息子です。
では早速レポートしていきましょう。
昨日までの天候とは変わって
久し振りに気持ち良く晴れ渡る中、両足院に着いた京子
早速、中へ入って行きましょう
境内へと足を踏み入れると綺麗に整備された石畳が京子を迎えてくれます
前回は少し雲っていたのですけれど今回は快晴で
左の白砂はまぶしい位に輝き、右手の松は生き生きとしていましたよ。
約300坪のお庭に半夏生は咲いています。
このお庭には信長の弟である織田有楽斎(おだうらくさい)が建てた茶室
『如庵(じょあん)』を模して作られた
『水月亭(すいげつてい)』と『臨池亭(りんちてい)』があります
お茶会などが時折、開かれているそうですよ。
別の角度からもう一枚
このお庭は池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)になっています。
こちらは臨池亭の縁側で
頂けるお饅頭です
表面に刻印されている三日月と星は
両足院の寺紋なんですよ~
お饅頭の中身の餡は緑色で
季節を感じる演出がされていました
お抹茶も頂けるのですけれど
こちらは全国的に有名な祇園辻利のお抹茶が使用されています
※詳しくは茶寮都路里の記事をご覧ください。
ちなみに両足院は『饅頭始祖の寺』とも言われています。
開山した龍山徳見(りゅうさんとくけん)の弟子である林浄因(りんじょういん)が
中国から初めて日本に饅頭を持って来た事からそう呼ばれているみたいですよ
半夏生の白色は7月の中旬になると緑色に変わってしまうので
ぜひ早めに訪れて下さいな
そんな半夏生の庭園特別公開が行われた両足院の場所はコチラ↓
大きな地図で見る
最寄の交通案内
市バス 206系統 東山安井(ひがしやまやすい)
1 ■半夏生キレイですね!
こんばんはo(^-^)o
京子さんo(^-^)o
両足院、水曜日に行ってきましたよo(^-^)o
半夏生がキレイでしたよo(^-^)o
葉の白いのが、物凄くキレイでしたよo(^-^)o
臨池亭でお饅頭も召し上がりましたよo(^-^)o
間近くで半夏生を見れたのが、良かったですo(^-^)o
今度はどんな花見に行こうか、模索中ですo(^-^)o
アムロさん 2012-06-22 21:44:41
2 ■特徴?!
『両足院』と聞いても思い出されませんが、特徴ある石畳は忘れることはありませんね。
因みに、三日月と星は靴のメーカーにもありますから、やはり足に関係することですね。
ではでは!
和平 明憲さん 2012-06-23 09:14:38
3 ■Re:半夏生キレイですね!
>アムロさん
とても綺麗に半夏生が咲いていましたね♪
お饅頭、美味しかったですねo(^-^)o
私も次は何を見に行こうかな~
京子 2012-06-23 18:53:37
4 ■Re:特徴?!
>和平 明憲さん
とても特徴的な石畳ですよね♪
晴れ渡った日に訪れる事が出来て良かったです。
そういえばムーンスターってありましたよね。
足に関係する事ですね♪
京子 2012-06-23 18:56:26
雑談掲示板 新着