今回ご紹介するのは
藤森神社で5月4日に行われた
![節句祭](2014/05/04/01/2014-05-04-3.jpg)
節句祭(せっくさい)です!
毎年5月1日~5日まで行われる
『藤森祭(ふじのもりまつり)』の神事の1つで
![神鎧像](2014/05/04/01/2014-05-04-4.jpg)
こちらの神鎧像(かむよろいぞう)の前で
神事が行われました
明日の5月5日の前日である4日の日に
男の子の成長と健康を願う目的で
行われているそうですよ。
藤森祭は
祭神『早良親王(さわらしんのう)』が
東征(とうせい・東北の討伐)の戦勝を
藤森神社に祈願した事により敵を滅ぼしたという故事から
甲冑の武者行列が出る事で有名なお祭りで数日かけて行われます
5月3日『神輿神霊遷(みこしみたまうつし)』
5月4日『節句祭』『宵宮祭』
5月5日『神幸祭・武者行列』
『駈馬神事(かけうましんじ)』
中でも
馬上で魅せる高度な技(曲芸)を披露する
『駈馬神事(かけうましんじ)』は人気行事の1つなんですよ
ちなみに端午の節句とは
五節句のうちの1つですよね。
端午とは『始まり』という意味で
元々は5月最初の午(うま・日付を干支に当てはめた日)の日だったそうです。
午の音が五に通じる事から5月5日を端午の節句と呼ぶようになったみたいです。
端午の節句は男の子の為の節句というイメージがありますけれど
5月は田植えの時期であり
田の神様を迎える為、若い娘達が小屋にこもって身を清めるという
『五月忌み(さつきいみ)』という風習があった事から
もともとは女性の節句だったと言われているんですね
![藤森神社](2010/06/17/01/2010-06-17-1.jpg)
そして藤森神社は
菖蒲(しょうぶ)で作ったかつらを
冠に付けて神事を行ったことから
端午の節句(菖蒲の節句)の
発祥の地と言われるんですよ
菖蒲が武を重んじる『尚武(しょうぶ)』や
勝負に通じる事から
勝運にご利益のある神社としても有名で
競馬ファンや馬主、騎手などが多数訪れるそうです。
※詳しくは、藤森神社の記事をご覧下さい。
また武者人形には
藤森大神が宿ると信じられており
氏子町ではお祭に合わせて
武者人形を飾っている家がたくさんあるんですね。
![飾られていた鎧兜や武具](2014/05/04/01/2014-05-04-5.jpg)
ここ藤森神社でも
建物内には菖蒲と一緒に
鎧兜や武具などが飾られていましたよ。
さて早速レポートしていきましょう
10時頃、藤森神社にやってくると
神鎧像の前に神事の用意がされていて
![神鎧像の前で神事](2014/05/04/01/2014-05-04-1.jpg)
ほどなくして神事が始まります。
宮司一拝や神饌の後
![祝詞奏上などが行われます。](2014/05/04/01/2014-05-04-7.jpg)
祝詞が奏上されます
その後、玉串奉奠(たまぐしほうてん)へ移り
![玉串奉奠・背中に刀を背負った男の子](2014/05/04/01/2014-05-04-2.jpg)
烏帽子に羽織袴で背中には刀を背負った男の子や
![玉串奉奠・錦の羽織姿の男の子](2014/05/04/01/2014-05-04-3.jpg)
烏帽子と錦の羽織姿の男の子も
ご両親に連れ添われながら
玉串を奉納していました
![烏帽子と錦の羽織姿の男の子](2014/05/04/01/2014-05-04-6.jpg)
しっかりとお役目をこなしていましたよ。
30分ほどで無事に神事が奉納されました
そんな節句祭が行われた藤森神社の場所はコチラ↓
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