今回ご紹介するのは

藤森神社で5月4日に行われた

節句祭

節句祭(せっくさい)です!


毎年5月1日~5日まで行われる

『藤森祭(ふじのもりまつり)』の神事の1つで

神鎧像

こちらの神鎧像(かむよろいぞう)の前で

神事が行われました


明日の5月5日の前日である4日の日に

男の子の成長と健康を願う目的で

行われているそうですよ。


藤森祭は

祭神『早良親王(さわらしんのう)』が

東征(とうせい・東北の討伐)の戦勝を

藤森神社に祈願した事により敵を滅ぼしたという故事から

甲冑の武者行列が出る事で有名なお祭りで数日かけて行われます


5月3日『神輿神霊遷(みこしみたまうつし)

藤森太鼓』『神輿担ぎ

5月4日『節句祭』『宵宮祭』

5月5日『神幸祭・武者行列

駈馬神事(かけうましんじ)』


中でも

馬上で魅せる高度な技(曲芸)を披露する

駈馬神事(かけうましんじ)』は人気行事の1つなんですよ


ちなみに端午の節句とは

五節句のうちの1つですよね。


端午とは『始まり』という意味で

元々は5月最初の午(うま・日付を干支に当てはめた日)の日だったそうです。

午の音が五に通じる事から5月5日を端午の節句と呼ぶようになったみたいです。


端午の節句は男の子の為の節句というイメージがありますけれど

5月は田植えの時期であり

田の神様を迎える為、若い娘達が小屋にこもって身を清めるという

『五月忌み(さつきいみ)』という風習があった事から

もともとは女性の節句だったと言われているんですね


藤森神社

藤森神社


そして藤森神社

菖蒲(しょうぶ)で作ったかつらを

冠に付けて神事を行ったことから

端午の節句(菖蒲の節句)の

発祥の地と言われるんですよ


菖蒲が武を重んじる『尚武(しょうぶ)』や

勝負に通じる事から

勝運にご利益のある神社としても有名で

競馬ファンや馬主、騎手などが多数訪れるそうです。

※詳しくは、藤森神社の記事をご覧下さい。


また武者人形には

藤森大神が宿ると信じられており

氏子町ではお祭に合わせて

武者人形を飾っている家がたくさんあるんですね。


飾られていた鎧兜や武具

ここ藤森神社でも

建物内には菖蒲と一緒に

鎧兜や武具などが飾られていましたよ。


さて早速レポートしていきましょう


10時頃、藤森神社にやってくると

神鎧像の前に神事の用意がされていて

神鎧像の前で神事

ほどなくして神事が始まります。


宮司一拝や神饌の後

祝詞奏上などが行われます。

祝詞が奏上されます


その後、玉串奉奠(たまぐしほうてん)へ移り

玉串奉奠・背中に刀を背負った男の子

烏帽子に羽織袴で背中には刀を背負った男の子や

玉串奉奠・錦の羽織姿の男の子

烏帽子と錦の羽織姿の男の子も

ご両親に連れ添われながら

玉串を奉納していました


烏帽子と錦の羽織姿の男の子

しっかりとお役目をこなしていましたよ。


30分ほどで無事に神事が奉納されました


そんな節句祭が行われた藤森神社の場所はコチラ↓


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