こんにちは京子です
今回も京都検定の過去問を出題させていただきます。
写真と解説付きですので
是非、挑戦してみてくださいね。
では早速1問目です
【問題】
北野天満宮の秋祭りでは、御神輿にも用いられ、酢味噌や梅酢で和えたり、炊き合わせに用いられるものは何か。
ア.ねぎ
イ.くわい
ウ.ごぼう
エ.ずいき
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
エ.ずいき
京都で1番早い秋祭と言われているのが
北野天満宮で行われる瑞饋祭(ずいきまつり)です。
※10月1日に神幸祭、10月4日に還幸祭が行われます。
この瑞饋祭で使われる神輿を『ずいき神輿』と言い
装飾には、野菜や果物、稲麦、草花、海藻など
その数なんと約30種類もの植物が使われています
ちなみに、問題にもある『ずいき』は
屋根の部分に使用されているんですよ
神輿の四方の絵柄は
毎年違ったデザインになっているのも特徴で
当サイトでも3年連続、ずいき神輿をレポートしていますので
良ければ下記リンクから
毎年変わる神輿の絵柄をご覧下さい。
では2問目です!
【問題】
切り口が八坂神社の紋とよく似ていることから、祇園祭の間は口にしないといわれるものは何か。
ア.なすび
イ.とうがらし
ウ.かぼちゃ
エ.きゅうり
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
エ.きゅうり
八坂神社の祭礼で、日本3大祭の1つである『祇園祭』は
7月1日~31日まで行われるお祭です。
その八坂神社の紋と
輪切りにした、きゅうりの切り口が似ているんですね
この事から、口にするのは恐れ多いと言われ
祇園祭が行われる1ヶ月間は
口にしないのがしきたりとなっているんですよ
※祇園祭に関しては、祇園祭 2012 山鉾巡行(四条堺町・四条麩屋町・新町御池)などの記事をご覧下さい。
では3問目にいってみましょう!
【問題】
胎内に絹製の五臓六腑や経典などが納められていることで知られる清凉寺の釈迦如来立像は、( )が宋から持ち帰った。
ア.法然(ほうねん)
イ.栄西(えいさい)
ウ.親鸞(しんらん)
エ.奝然(ちょうねん)
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
エ.奝然(ちょうねん)
平安時代後期の僧で、京都出身である奝然は
49歳の時、宋に渡り、3年間の修行の後
帰国したと言われています。
彼は清凉寺の建立半ばで没してしまいましたが
弟子である盛算(じょうさん)が
その意思を継ぎ、見事にお堂は完成し
奝然の持ち帰った釈迦如来立像が
安置される事となったんですね
※詳しくは嵯峨釈迦堂(清凉寺)の記事をご覧下さい。
では最後の問題です。
1級からの出題になりますので選択肢ではありません。
ズバリでお答え下さい。
【問題】
淀城主の永井尚政が宇治の地に菩提寺として復興し、総門から続く琴坂(ことさか)に植えられたサクラ、カエデなどが有名な曹洞宗の寺院はどこか。
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
興聖寺(こうしょうじ)
永井尚政は徳川秀忠の側近であり
大阪の陣で活躍した江戸前期の大名の1人です。
興聖寺は鎌倉時代の僧『道元』によって建てられますが
後に荒廃し
1649年に永井尚政によって再興されたお寺です
サクラやカエデが見事な『琴坂』は
宇治十二景の1に数えられているんですよ
という事で
今回も4問出題させていただきました。
皆さんは何問正解されましたか?