こんにちは京子です。
今回ご紹介するのは
つなかけ祭です
熊野の神を勧請して建てられた神社の1つです。
※京都3熊野について詳しくは、京都3熊野の記事をご覧ください。
境内には大樟(くすのき)があり
大河ドラマ『平清盛』にも出てきている
後白河上皇が手植えしたと言われているんですよ
※高さは約21メートル、周囲は約6メートルもあり、京都市指定・天然記念物に指定されています。
この大樟は健康長寿や病魔退散に加えて
後白河上皇が抱えていたお腹の悩みが解決した事から
お腹の神様としても信仰されているんですよ
氏子や参拝者が参加して
大樟に10メートル強の注連縄を張る祭です
こちらが使用される注連縄です。
それでは早速、レポートしていきましょう。
本殿で神事が始まる所でした。
まずは神職の方が注連縄にお祓いをし
参加者にもお祓いを行います。
続いて本殿に飾られていた注連縄を
大樟の所まで運び出す為に移動するのですけれど
再度、塩でお祓いをします。
そして、いよいよ注連縄を本殿より運び出します
神職の方を先頭にして
肩の所まで綱を担ぎ上げ本殿を出発すると
差し上げを行った神輿の様に
勢いよく手を頭上に掲げたりしながら
威勢のいい掛け声と共に大樟を目指すんですよ
※大樟は本殿から15m程離れた『樟社(境内に入ってすぐ左手)』にあります。
その後、参加者全員で注連縄を巻き
大樟の正面で祝詞が読まれ
玉串を奉納します。
間近に見る大樟はとても大きく
樹齢が900年もある立派な楠木です
最後にお神酒を頂いて
本日のつなかけ祭は無事終了しました。
本殿から注連縄を運び出し
大樟に取り付ける様子は是非、動画でご覧下さい
この後、本殿横のスペースではJ-POPの演奏や
獅子舞などの奉納が行われ
社務所前では大根炊きが振舞われていましたよ。
熱々の大根はとても美味しく
冷えた体を温める事が出来たのでとても有り難かったです
こちらは今年収穫された稲穂で
吉兆のハンコを押してもらった札を稲穂に括り付けます。
お正月、注連縄(厄除け)の代わりに
玄関に飾るといいそうですよ
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