こんにちは京子です!
今回ご紹介するのは7月21日に
神光院(じんこういん)で行われた・・・
きうり加持です
平安時代の高僧で知られる弘法大師『空海(くうかい)』が
中国から伝えた厄除けの秘法『きうり加持』は
きゅうりの中に病を封じ込め
土に埋めたり、川に流す事によって、病気を退散させるというものです
この神光院は
かつて弘法大師がキュウリに病を封じ込め、病気平癒を祈願したと伝わるお寺です
以上の事から
毎年『きうり加持』が行われています
では早速レポートしたいと思います。
本堂では『きうり加持』の祈願法要が
7時~16時半まで行われています。
※7月27日(7月の土用丑の日)にも同様の法要が行われます。お時間のある方は是非、足を運んでみてください。
まず紙に自分の名前と年齢(数え年)と
治したい病気や
身体の気になる部分などを記入します
そして
お坊さんに手渡し、祈願してもらいます。
※記入した紙は、お寺の方が紅白の水引を使ってキュウリに巻き付けてくれます。
祈願されたキュウリを家に持ち帰った後
最後に
自分の体の悪い部分をさすってから
土に埋めます
マンションなどに住んでいる方の為に
境内の『きうり塚』に納める事も出来ます。
※後日、神光院の方によって地中へと埋めていただけます。
持ち帰れない方は、その場で
キュウリで体の悪い部分をさすってから納められていました
きうり塚に納められるキュウリの束がずらりと並んでいました。
蓮華寺や三宝寺でも行われています。
最後に神光院について簡単にご説明しますと
1217年、上賀茂神社の神職が神託を受けた事により
建てられたお寺です。
以後、密教の道場として栄えました。
境内にある弘法大師像
この寺院が創建されるまでは
瓦職人の宿に用いられ『瓦屋寺』と呼ばれていたそうです
本尊である弘法大師像は
かつてこの場所で
弘法大師『空海』が90日間の修行を行った後に
彼自身の手によって彫られたものだそうですよ
こうした事から弘法大師と関わりの深いお寺であり
地元の方からは『西賀茂の弘法さん』として親しまれています
そんな