こんにちは京子です。
今回も京都検定の過去問を出題させていただきます。
是非、挑戦してみてくださいね。
では第1問目です!
【問題】
四条流包丁の祖で「包丁、料理、飲食の神」として料理人の信仰が篤く、吉田神社境内の社に祀られているのは誰か。
ア.吉田兼倶(よしだかねとも)
イ.藤原山蔭(ふじわらのやまかげ)
ウ.大草公次(おおくさきみつぐ)
エ.安部晴明(あべのせいめい)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.藤原山蔭
吉田神社境内には
彼を祀る『山蔭神社』があります。
毎年5月22日には
飲食業や料理に関する事業の
発展と繁栄を祈願する例祭が行われ
まな板に乗った魚に手を触れず
綺麗にさばいて盛り付ける『包丁式』が奉納されています。
山蔭が料理や包丁の神様と呼ばれるようになったきっかけは
彼が光孝天皇(こうこうてんのう)の命により
包丁式を任せられた事が1つの理由なんですよ。
詳しくは例祭 2012(山蔭神社)の記事をご覧下さい。
では第2問にいってみましょう♪
【問題】
小野小町に恋して伝説「百夜通い」の主人公になったのは誰か。
ア.頭中将(とうのちゅうじょう)
イ.在原業平(ありわらのなりひら)
ウ.大友黒主(おおとものくろぬし)
エ.深草少将(ふかくさしょうしょう)
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
エ.深草少将
百夜通いとは
小野小町に恋をした深草少将(ふかくさしょうしょう)という男性が
「百夜(100日の間)毎日私の元へ通い続けてくれたら、一緒になってあげてもいいわよ」
と小町に言われ・・・毎夜、山を越えて通いますが
100夜目にして吹雪に見舞われ
山の中で少将は息絶えてしまったという悲しい話です。
欣浄寺は
かつて彼の屋敷があった場所だと伝えられ
堂内には深草少将の立像が祀られています。
百夜通いに関して
詳しくは欣浄寺の記事をご覧下さい。
では3問目です!
【問題】
市民の憩いの場として親しまれている京都御苑を所管しているのはどこか。
ア.宮内庁
イ.厚生労働省
ウ.環境省
エ.総務省
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ウ.環境省
京都市の中心に位置する御苑は
御所を取り囲むように広がってます。
江戸時代までは
ここに200もの公家たちの邸宅が建ち並んでいました。
明治期になり
屋敷が取り壊されてからは
公園として整備し、市民へと開放されたんですね。
宮家や天皇家に縁の深い施設なので、宮内庁と
思われる方もいるでしょうが『環境省』の所管となっているんですよ。
詳しくは京都御苑の記事をご覧下さい。
では、最後の問題です。
1級からの出題となりますので選択肢ではありません。
ズバリでお答え下さい。
【問題】
嵯峨の本山寺院の( )は、元治元年(1864)の「蛤御門の変」の際、長州軍が本陣として駐留したため、薩摩藩兵の攻撃で焼かれ、多くの堂舎を消失する被害を受けた。
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
長州藩士によって付けられた
幕末の刀傷があります。
天龍寺境内に陣を構えた長州藩士が試し切りをしたそうで
駐在していた藩士は1500名ほどいたそうですよ。
伝わる話としては
この時、長州藩士はとってもイライラしていて
怒りをぶつけるように、この柱に刀を振り下ろしたとも言われています。
池田屋事件で仲間を襲われ
怒り狂い、とっても血が沸き立っていたみたいですね。
という事で、今回も4問出題させていただきました。
皆さんは何問正解されましたか?