こんにちは京子です!

本日お届けするのは

地主神社

地主神社で行われました・・・

えんむすび祈願・さくら祭り

さくら祭りです。


境内に咲く『地主桜』の美しさを讃えつつ

ご利益を祈願するお祭りです


本殿

朝10時に境内へ到着した京子

地主神社清水寺・本堂のすぐ隣という事で

朝から修学旅行生や外国人の方などで混雑していますっ


まずは、本殿前にて

神職や巫女、白川女(しらかわめ)の方などが集合されます。


ちなみに白川女とは、平安時代に実在した花の行商です。

京都北部・白川の地で摘んだ花を

都に売りに来ていた女性たちの事です。


彼女たちは地主神社の桜が咲くと、毎年御所へと献上していたそうですよ

まずはお祓いを済ませた後

宮司さんによる祝詞が行われます。

次に、『白川女による献花』『玉串の奉納』へと続きます。

続いて巫女さんが鈴を振られた後、宮司さんによるお話がありました


地主桜

さて、そのお話にもある『地主桜』がコチラです。

代々受け継がれたものだそうで

1本の木に八重と一重の花びらが一緒に咲く

珍しい品種だそうです。


故事によると、

嵯峨天皇の行幸の際に、地主神社の桜が見事なあまり

御車を3度、お返しになったとも言われ『御車返しの桜』とも呼ばれています


次に、地主桜の前で再度お祓いなどが行われた後

地主桜を題材とした句が、宮司により読み上げられます。


「地主からは 木の間の花の 都かな」

松尾芭蕉の師である『北村季吟(きたむらきぎん)』の句です。


「京中へ 地主の桜や 飛ぶ胡蝶」

こちらは蕉門十哲(しょうもんじってつ・芭蕉の高弟10人)の1人

として知られる『室井其角』の句です。


こづち守り

以上の2作品を読み終えた後

参拝者に『こづち守り』が授与されました。


謡曲の奉納

そして、拝殿では謡曲の奉納も行われています。

※謡曲とは『能』の歌の部分だけを表現したものです。


これも地主桜を題材にした作品が奉納されました。

『田村』

征夷大将軍であり、清水寺を創建した事でも知られる坂上田村麻呂の蝦夷征伐を描いたお話


『熊野』

平宗盛(たいらのむねのり)と彼の妾である熊野のお話です。母親の見舞いに行こうとする熊野を

なんとか引きとめようと花見へ誘うといったお話

謡曲の方々と白川女

両端にいらっしゃるのが白川女です。


という事で、桜も見ごろな地主神社にて

行われた『さくら祭り』をお届けしました

場所はコチラ↓


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