こんにちは京子です。
本日も梅の名所をご紹介したいと思います♪
それはドコかと言いますと・・・
京都御苑(きょうとぎょえん)ですっ
京都市の中心に位置する御苑は
御所を取り囲むように広がってます。
江戸時代までは、ここに200もの公家たちの邸宅が
建ち並んでいたんですね
明治期になり、屋敷が取り壊されてからは
公園として整備し、市民へと開放されました。
そんな御苑の梅をご紹介します。
まずは、こちらの『黒木の梅』です。
※場所は、御苑南側の高倉橋付近になります。
綺麗に花を咲かせていますね
名前の由来は表面が黒い事から名付けられました。
かつては旧九条邸にあった梅の木で
現在、花を咲かせているのは2代目なんだそうです。
この日は快晴だったので
青空をバックにステキな写真が撮れましたっ。
見ごろは例年よりも少し遅れているようで
現在、ちょうどいい感じで咲いていますよ~
さて、
東西約700メートル、南北約1300メートルにも及ぶ
巨大な自然公園である御苑には
他にも梅を楽しめるポイントがあります
それが・・・
(・∀・)ノ南西側に位置する『梅林』です。
境内に咲く梅の9割にあたる200本が
この梅林に集中しています
ちょうど見ごろという事もあり
子供からおじいちゃん、おばあちゃん
それに外国人や、カメラを趣味にされている方まで
沢山の人たちが梅を楽しんでいらっしゃいました~
梅林の梅は、昭和20年代頃より
京都各地の神社から譲り受けたものを
接ぎ木(つぎき)し、大切に育てられたものなんですね。
※接ぎ木とは、人工的に接着面を繋ぎ合わせ1本の木にする事です。
ちなみに、梅林の北側には桃林(とうりん)があります。
こちらも梅に引き続き、開花するみたいですが
もうしばらくかかりそうで
見ごろは少し先のようです
御苑は所々にベンチもあるので
ゆっくり座りながら鑑賞も出来ます。
のどかな雰囲気に包まれた苑内で
春の木漏れ日を十分に感じる事が出来ました
そして、御苑は
様々な史跡も点在しています。
御所はもちろんのこと、
仙洞御所(せんとうごしょ・退位した天皇の御所)や
大宮御所(おおみやごしょ・皇太后の御所)に加えて
九条家ゆかりの茶室『拾翠亭』や
禁門の変の舞台となった『蛤御門』
そして、『猿ヶ辻』などがあります
※猿ヶ辻については『猿ヶ辻(京都御所)』の記事をご覧下さい。
この他にも
白雲神社や
厳島神社などもありますので
是非、梅を見に行かれた際は
これらもチェックされる事をオススメします♪
そんな見所満載の御苑の場所はコチラ↓
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