こんにちは京子です!
さて、本日も昨日に引き続きまして
京都検定の過去問をお送りします~!
皆さんも一緒に問題に挑戦してください。
【問題】
京都御所の( )角には、日吉山王神社の神使いとされる木彫りの猿が祀られている。
ア.北東
イ.東南
ウ.南西
エ.西北
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.北東
この木彫りの猿が祀られている場所は『猿ヶ辻』と言います。
京都御所の鬼門を守っている事から
北東の角に位置しているんですね
しかも、
鬼門に角が付いたままだと災いが入ってくる事から
こうして角を取ってあります。
※鬼門の猿に関する詳しいお話は、猿ヶ辻(京都御所)の記事をご覧下さいね。
では次の問題です!!
【問題】
小野篁(おののたかむら)の冥土通い伝説が残る珍皇寺(ちんのうじ)の門前は( )と呼ばれている。
ア.帷子の辻(かたびらのつじ)
イ.六道の辻(ろくどうのつじ)
ウ.椥辻(なぎつじ)
エ.百々の辻(どどのつじ)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
では、答えですっ。
【答え】
イ.六道の辻(ろくどうのつじ)
小野篁は遣唐副使にも選ばれるほどのエリートで
百人一首にも収録されている人物です
昼間は宮中に仕え、夜になると人間界から
井戸を使って冥土へ行き閻魔大王の裁判補佐をしていたそうです。
境内には、その『冥途通いの井戸』も残っているんですよ。
※詳しいお話は六道珍皇寺の記事をご覧下さいねっ
では、3問目です!
【問題】
西本願寺の書院で、狩野派の渡辺了慶の筆とされる障壁画で飾られ、欄間に鴻の彫刻があることから「鴻の間(こうのま)」とも呼ばれるのはどれか。
ア.対面所
イ.御影堂
ウ.黒書院
エ.飛雲閣
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.対面所
鴻は全長約80センチメートル程の水鳥です。
書院の中に
その鴻が彫刻された欄間のある『対面所』があります。
主に、客人との接見に使われていました。
そして、対面所を取り囲むように
『雀の間』『雁の間』『菊の間』など様々な部屋があり
どの部屋にも、天井から襖に至るまで
絵や彫刻が施されているそうです
こちらの書院は、国宝にも指定されているんですよ。
※詳しくは西本願寺の記事をご覧下さい。
では、最後の問題です。
1級からの出題になります。
選択問題ではありませんのズバリお答え下さいっ!
【問題】
祇園祭の山鉾巡行の順番はくじで決めるが、8基の山鉾は古例により順番が決まっている。
この「くじ取らず」の山鉾を5つ書きなさい。
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
以下の中から5つ書けば正解ですっ。
【答え】
長刀鉾・函谷鉾・放下鉾・岩戸山・船鉾・北観音山・橋弁慶山・南観音山
現在、全部で32基ある山鉾の中で
あらかじめ順番が決まっている上記の8基を
『くじ取らず』と言います
逆に、残り24基の順番は、くじによって決めます。
これを『くじ取り式』と言い、毎年7月2日に
京都市役所で行われています。
京都検定では、祇園祭や山鉾に関する問題の出題率が高いので
チェックしておく事をオススメします
という事で本日も4問出題させていただきました。
皆さんは何問正解されましたか?