こんにちは京子です。


さて、金曜日は恒例の『京都検定過去問』のコーナーです。

(・∀・)ノ12月の京都検定に向けてどんどん出題していきますよ♪

本日も選りすぐった中から4問出題させていただきますね。

では、いってみましょう~。


【問題】

琵琶湖疏水の支流にある水路閣は、明治21年(1888)ローマ帝国の水道を参考に建築されたといわれるが、どの寺院の境内にあるか。

ア.清水寺

イ.東福寺

ウ.知恩院

エ.南禅寺

答えは↓にスクロールして下さい。


シンキングタイム★

・・・



・・・



・・



では、答えですっ。


南禅寺

【答え】

エ.南禅寺(なんぜんじ)


この南禅寺の見所といえば、この2つ。

ひとつが・・・

南禅寺

超ビッグな三門です。

高さにして27メートル。ビル7階分に相当します。


あの伝説の大泥棒、石川五右衛門(いしかわごえもん)が

この三門に登り「絶景かな、絶景かな」という

歌舞伎のシーンはあまりにも有名ですよね。


そして、もうひとつというのが・・・

問題にもあった

南禅寺

水路閣(すいろかく)ですね。


橋のように見えますけれど、このてっぺんの部分に

水が流れているんです。


レンガ造りの疎水橋は全長93.17メートル。

もちろん今も現役なんですよ~っ。

※詳しくは南禅寺の記事をご覧ください。


では、2問目にいってみましょう。


【問題】

本殿が神社建築の最古の社殿とされる世界遺産に登録されている神社はどこか。

ア.上御霊神社

イ.宇治上神社

ウ.上賀茂神社

エ.下鴨神社

答えは↓にスクロールして下さい。


シンキングタイム★

・・・



・・・



・・



では、答えですっ。

宇治上神社

【答え】

イ.宇治上神社(うじがみじんじゃ)


京都の宇治にありますこちらの神社。

宇治の辺りは、いくつもの神社仏閣が集合していまして

大小合わせて20以上もあります。


宇治上神社

そして、こちらが問題にもありました

神社建築の最古の社殿です。


1060年に建てられたこちらの本殿。

宇治上神社

屋根は特徴的な流造(ながれづくり)となっているんですよ。


では3問目にいってみましょう♪


【問題】

北野天満宮の境内末社である伴氏社京都御苑内の厳島神社とともに、「京都三珍鳥居」がある神社はどこか。

ア.蚕の社

イ.錦天満宮

ウ.護王神社

エ.大豊神社

答えは↓にスクロールして下さい。


シンキングタイム★

・・・



・・・



・・



では、答えですっ。


蚕の社

【答え】

ア.蚕の社(かいこのやしろ)


京都三珍鳥居はその名の通り

京都にある3つの珍しい鳥居の事です♪


では、その蚕の社(正式名称は木嶋神社)にある鳥居を見ていただきましょう。

三柱鳥居

鳥居の柱が3本あるんですね。三柱鳥居と呼ばれています。


ちなみに、残り2つの珍鳥居もご覧いただきましょう。

北野天満宮内の伴氏社

北野天満宮内の伴氏社(ともうじしゃ)の鳥居。


足元の台座に蓮弁(れんべん・ハスの花弁)が刻まれていたり

写真では、見にくいですけれど額の部分が少し変わった形をしているんですね。


厳島神社の「破風形鳥居」

そして、こちらが厳島神社の「破風形鳥居」

見ての通り、中央部分が弓矢のように盛り上がっているのが

分かりますね。


では本日最後、4問目にいってみましょう♪


【問題】

豪商・佐野(灰屋)紹益の妻となった吉野太夫(よしのだゆう)が、開創の日乾に帰依したことから、吉野太夫ゆかりの寺として知られる寺院はどこか。

ア.廬山寺

イ.常照寺

ウ.常照皇寺

エ.立本寺

答えは↓にスクロールして下さい。


シンキングタイム★

・・・



・・・



・・



では、答えですっ。


常照寺

【答え】

イ.常照寺(じょうしょうじ)


問題の吉野太夫というのは江戸時代の遊女だった方です。


遊女とは舞妓さん的な芸事をする人から

ホステスさんなど男性へのサービスをする女性を指す言葉です。


常照寺の山門

そして、こちらが吉野太夫が寄進した常照寺の山門です。

彼女は常照寺を開山した日乾に帰依していたんですね。


そんな吉野太夫は遊女の中でも教養が高く

和歌や連歌、俳句の他、書道、茶道、華道に加えて

囲碁、双六まで!多岐に渡り優れていたそうで

彼女と同席出来る事が

当時の男性のステータスのひとつであったようですよ。


吉野窓

こちらは『吉野窓』と呼ばれている窓。

完璧な円ではなく、下が少し水平になった形をしています。

これは不完全さを表現しているんですよ。


さて、そんな遊女・吉野太夫も26歳の時に

豪商、佐野(灰屋)紹益に1300両(今でいうと1億3000万円以上)で

身請けされハッピーエンドかと思いきや・・・

38歳という若さでこの世を去る事となります。

※詳しくは常照寺の記事をご覧下さい。


今日の問題は少し難しかったでしょうか~?

京都検定まであと二ヶ月!がんばっていきましょう。

タイトル
コメント
※必須項目です。
コメントに関する注意点
※個人や特定の団体に対する誹謗中傷は、削除させていただく場合がございます。ご了承下さい。
※記事と関係の無いコメントに関しても削除する場合があります。
※投稿後は編集や削除ができません。

画像認証
※必須項目です。

※上の画像で表示されている文字を入力してください。

ニックネーム
ブログURL
※ブログをお持ちの方はURLをどうぞ。
※不適切なリンクは削除される場合があります。

イベントカレンダー

祇園祭のイベント一覧

京都検定過去問

萩の名所巡り

京の茅の輪巡り

半夏生の名所巡り

一初の名所巡り

山吹の名所巡り

椿の名所巡り

桜の名所巡り

梅の名所巡り

雑談掲示板 新着