こんにちは、京子です。
さて本日は、現在京都で行われているイベントを紹介したいと思います。
その名も・・・
京の七夕(きょうのたなばた)です♪
そして、その中でも本日は
堀川会場(ほりかわかいじょう)の様子をレポートしたいと思います。
さて、そもそも『京の七夕』とは何なのかと言いますと
2010年度より、行われるようになったもので
旧暦の七夕に合わせ、京都の様々な神社仏閣で七夕の飾りが彩られ、ライトアップによる夜間公開が行われます
※ライトアップ会場は、清水寺や高台寺、圓徳院、貴船神社などなど。
この他にも、20以上もの商店街で『京の七夕』に連動するイベントが行われているんですね。
実行委員にはどんな方がいると言うと
京都市観光協会会長、京都市長、京都府知事、京都府神社庁庁長、京都仏教会理事長
京都商工会議所会頭、京都商店連盟会長、京都伝統工芸産地協会会長、などなど
そうそうたるメンバー!
冒頭の綺麗な天の川を見ても分かる通り、七夕の新しいイベントのひとつになる
事は間違いなしですね♪
では早速、京の七夕(堀川会場)の様子をレポートしたいと思います★
さて、この堀川会場の場所は?と言いますと
二条城前を通る堀川通りと平行して南北を通る、遊歩道になります。
※来場者が一気に詰め掛ける為、期間中、遊歩道は北向きの一方通行となります。
期間は8月6日から15日までの10日間行われています。
ちなみに、遊歩道のライトアップは19:00~21:30となっていますよ♪
※堀川会場では、すぐ近くの二条城でもライトアップや城内でのイベントも行われていますので一緒に回られる事をお勧めします♪
(・∀・)ノでは、スタート地点である京都全日空ホテルの前から
遊歩道へと入ります~♪
ちなみに、遊歩道は全長は1キロにも及びます。
その遊歩道に様々な大学や企業が参加し、
竹や光りを使った作品が並びます。
今年の作品を一部、ご紹介しますね
まず、は『光のオマージュ』と付けられた作品。
これに描かれているのは兎と蛙★
光によって壁に投影されたこちらのイラストは
あの、鳥獣人物戯画(ちょうじゅうじんぶつぎが)・・風なのです!
※日本最古の漫画と称される鳥獣人物戯画に関しては『高山寺』の記事をご覧下さい。
風・・ふう??と言いますと
よく見ると
鳥獣人物戯画にのっとった、現代版の風刺画だったんですね~!!
数十メートルに渡って描かれた、こちらの作品は
京都造形芸術大学の方によって製作されたそうです。
ちなみに、この写真の絵は水買占め問題だそうです。
被災地はもちろんの事、なぜか被災地外でもおきてしまった水買占め問題。
兎と蛙が水を奪い合っている様子が描かれています。
さて、次は・・・
『光の友禅流し』です。
遊歩道の脇を流れる水路には、鮮やかなライトが映し出す友禅流し♪
友禅染の華やかさもさる事ながら、
光によって見事な演出が絡み合ってますね~。
ちなみに、京友禅(きょうゆうぜん)は京都の伝統的な染物の一つです。
江戸時代中期に活躍した京都の絵師、宮崎友禅斎(みやざきゆうぜんさい)によって考案されました。
絹織物に絵を描き、染め出した京友禅は、この写真のように
ほんの40年ほど前までは鴨川で流し、余分なのりや染料を洗い流していたんですね。
歴史も味わえる京の七夕(堀川会場)はなかなか見応えありますね~。
次にご紹介するのは・・・
『願い七夕』です。
地域の子供たちによって書かれた短冊が並びます。
自分の書いた願いが、こんな素敵な場所に並ぶなんて、この辺りの子供達はなんて幸せなんでしょう~。
『京の七夕絵はがき短冊』に書かれたこの願いは、神社仏閣や五山の送り火で京都の夏空へ届けられるそうですよ♪
遊歩道の脇の水路には絶え間なく、この『いのり星』が流れています。
それにしても、歩いていてとても気持ちいい光に包まれた遊歩道♪『京の七夕』は京都の新たな風物詩になりそうですね。
そして、次は
『竹と光のアート作品』です。
公募により選ばれた3作品と、京都の大学生による19作品が並んでいます♪
竹の素材を活かしたオブジェは、どれも綺麗にライトアップされていましたよ。
そしてなんと言っても、七夕と言えば・・織姫と彦星ですね!
優雅に天を舞っている織姫と・・
後ろに牛が見えますね。こちらは彦星♪
こちらは京友禅で表現された『京友禅で出会う織姫と彦星』
どちらも、巨大な作品で、立ち止まる方も多くいらっしゃいましたよ★
そして、お待たせしました。
いよいよ見えて来たのが・・・
『光の天の川』
天井に竹のアーチを作り、そこに光の天の川を作ります。
この下をみんな潜り抜けるんですね~。
みなさん、この天の川に見とれて、写真を撮る方が絶えません♪
初年度である前回は、来場者70万人にも及んだ『京の七夕』
2回目となる今年も沢山の方が来場されている様子でしたよ~。
尚、現在も『京の七夕』は開催中です!(8月15日まで)
みなさんも、京都ならではの七夕を是非体験してみてはいかがでしょうか
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