さてさて~
こちらは山鉾の番外編とでも言えますでしょうか?
幻の鉾・・・
大船鉾(おおふなぼこ)です
どうして幻かといいますと
現在、この鉾は巡行していないからなのです
※祇園祭が始まった当初、鉾は66本ありました。
しかーし!
応仁の乱や、明治維新の影響で京都が戦地となり鉾も燃え、何度も崩壊と再建を繰り返した結果・・・
現在の32基の山鉾が巡行しています。
そんな中っ
復活を目指しているのがこの大船鉾なのです。
蛤御門の変で焼かれてしまった、この大船鉾。。
しかし
現在も多くの懸装品が残っています。
大船鉾の先頭にはこちらの大金弊がついていたそうです。大きさは2メートルを超えます!
大船鉾の背面を飾っていた「雲竜と青海波」
同じく背面を飾っていた鳳凰~。素敵な刺繍ですねっ
ご神体は神功皇后です♪
どうしても復活させたい。
そんな思いから大船鉾保存会が中心になって
1997年より祇園囃子を復活し、宵々山~宵山に演奏を行っています。
そしてそして、今年は大いなる一歩!
今回、7月2日に行われた「くじ取り式」には、立会人としてなんと147年ぶりに出席し、各山鉾町に「33基目の山鉾」として、存在感をアピールしています
がんばれ大船鉾っ☆
そんな大船鉾保存会の場所はコチラ↓
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