メモ2014-05-14
テーマ:ゆかりの地巡り

伊藤若冲ゆかりの地巡り

今回ご紹介するのは

伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)ゆかりの地巡りです!


伊藤若冲は

江戸時代の天才絵師であり

鮮やかで華やかな色使いが特徴的な事から

色彩の魔術師と言われているんですよ~


若冲の絵は一見見ただけでは

凄さが伝わらないものもありますけれど

その技法を知れば

誰もが認める天才絵師だと思います


そんな彼は

1716年、2月8日に

京都の台所として有名な

錦市場にある青物問屋『枡屋(ますや)』の跡継ぎとして

生まれるんですね。


幼いときから絵が好きで

絵は狩野派に

学んだと言われています。

※狩野派とは、室町時代から江戸時代までに画家たちの中で中心的存在だった一派です。


その後、中国絵画を模写するようになりましたけれど

日本では見た事もないものばかり描いても

「彼らを越えられない!」と感じ

ある日、実物を写生する事を決意します。


その際に若冲が目をつけたのは

なんと庭先にいた『鶏』なんですね


若冲の代表作品

『動植綵絵(どうしょくさいえ・30にも及ぶ作品集)』にも

鶏が多く描かれているんですよ。


今回は、若冲ゆかりの地と

彼の作品を蔵する京都の場所を

一挙ご紹介したいと思います


ではさっそくご紹介していきましょう!


海宝寺(かいほうじ)


海宝寺

京都府京都市伏見区桃山町正宗20


海宝寺は、京都の伏見にある黄檗宗(おうばくしゅう)のお寺です。

伊達政宗(だてまさむね)の屋敷があった場所として

知られる海宝寺には、かつて方丈の襖絵に

若冲によって10メートルにも及ぶ『群鶏図障壁画』が描かれたんですね。

ちなみに、その部屋は『若沖筆投げの間』と呼ばれているんですよ


実際に筆を投げた!・・・というわけではなくて

何でも『群鶏図』を描いたあと

若冲がそれ以降、筆を取る事が無かった事から

そう呼ばれているそうです。

※現在、群鶏図障壁画は京都国立博物館が所蔵しています。


閑臥庵(かんがあん)


閑臥庵

京都府京都市北区鞍馬口町寺町西入新御霊口278


閑臥庵は、黄檗宗のお寺で

後水尾法皇(ごみずのおほうおう・第108代天皇)が

夢枕に立った父である後陽成天皇(ごようぜいてんのう・第107代天皇)の声に従って

創建したお寺です。


若冲の十二支版木があり

独特のタッチで描かれた干支を見ることが出来ます


金閣寺(鹿苑寺)(きんかくじ(ろくおんじ))


金閣寺(鹿苑寺)

京都府京都市北区金閣寺町1


世界遺産としても知られる金閣寺は

室町幕府第3代将軍である足利義満(あしかがよしみつ)の

北山殿(きたやまでん)を禅寺に改めたもので

臨済宗の相国寺の山外塔頭寺院でもあります。


そんな金閣寺の大書院には、かつて

若冲が描いたとされる襖絵が50面もあり

重要文化財『鹿苑寺大書院障壁画(ろくおんじだいしょいんしょうへきが)』として

若冲の水墨画の中でも

極めて評価が高いものとなっているんですよ

※現在、『鹿苑寺大書院障壁画』は相国寺承天閣美術館が所蔵しています。


金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)


金戒光明寺

京都府京都市左京区黒谷町121


金戒光明寺は、通称『黒谷さん』として親しまれ

法然が念仏道場を建てた事に由来しています。


そんな金戒光明寺には

若冲の『群鶏図押絵貼屏風(ぐんけいずおしえばりびょうぶ)』が

所蔵されているんですね


この作品は若冲が石峰寺(せきほうじ)で

暮らしていたとされる頃の作品なんだそうですよ。


相国寺(しょうこくじ)


相国寺

京都府京都市上京区今出川通烏丸東入上る相国寺門前町701


相国寺は、臨済宗のお寺で金閣寺(鹿苑寺)

銀閣寺(慈照寺)を山外塔頭とする

お寺として有名です。


若冲は、相国寺の第113代住持である

大典禅師(だいてんぜんじ)梅荘顕常(ばいそうけんじょう)と

大変親しい関係であったと言われているんです


『若冲』という号も

この禅の師であった梅荘顕常から

与えられたそうですよ。

境内の墓地には若冲のお墓もあります。


また若冲の代表作品である『動植綵絵』24幅や

『釈迦三尊図(しゃかさんぞんず)』3幅を相国寺に寄進したと言われています。

※現在は、宮内庁が管理しています。


石峰寺(せきほうじ)


石峰寺

京都府伏見区深草石峰寺山町26


石峰寺は、伏見区にある黄檗宗のお寺で

千呆性案(せんがいしょうあん)により

禅道場が建てられた事に始まります。


若冲は晩年、石峰寺の門前に住居を構え

妹と二人で過ごしたと言われているんですね。


石峰寺には、別名『若冲五百羅漢(じゃくちゅうごひゃくらかん)』とも呼ばれる

石仏五百羅漢(せきぶつごひゃくらかん)があります


10年弱もの歳月をかけた五百羅漢は

釈迦の誕生から涅槃(ねはん・釈迦の死の様子)に至るまでを

コンセプトとして若冲が下絵を描き

当時の住職である密山(みつざん)と

協力して制作されたそうです。


また没後はこの地に葬られ

境内には若冲のお墓もある事から

毎年、命日である9月10日に

若冲忌も行われています


宝蔵寺(ほうぞうじ)


宝蔵寺

京都市中京区裏寺町通蛸薬師上ル


宝蔵寺は、弘法大師空海の創立と伝えられるお寺で

伊藤家の菩提寺として知られ

若冲自ら両親や弟の墓石を建てたと伝わっています


そんな関係からか宝蔵寺

若冲の水墨画である『竹に雄鶏図(ゆうけいず)』や

『髑髏図(どくろず)』を所蔵しているんですね。


2014年には宝蔵寺

若冲の誕生日である2月8日に

初めての『若冲生誕会』が営まれました


両足院(りょうそくいん)


両足院

京都府京都市東山区 大和大路通四条下る四丁目小松町591


建仁寺(けんにんじ)の境内塔頭である両足院は

通常非公開なんですけれど

新春・夏・秋と年に数度、期間限定で公開されます


その際に両足院が所蔵している

若冲の『雪梅雄鶏図(せつばいゆうけいず)』を

見ることが出来るんですね~


このほか京都で伊藤若冲の作品を見ることが出来る場所は


・細見美術館(ほそみびじゅつかん)

『風竹図(ふうちくず)』『糸瓜群虫図(へちまぐんちゅうず)』『雪中雄鶏図(せっちゅうゆうけいず)』『鼠婚礼図(ねずみのこんれいず)』等を所蔵


・京都国立博物館(きょうとこくりつはくぶつかん)

『石灯籠図屏風(いしとうろうずびょうぶ)』『果蔬涅槃図(かそねはんず)』等を所蔵


などがあるんですよ~


そんなわけで今回は京都が生んだ天才絵師

伊藤若冲ゆかりの地巡りをご紹介しました。


伊藤若冲ゆかりの地はコチラ↓


より大きな地図で 伊藤若冲ゆかりの地巡り無題 を表示


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