メモ2013-11-01
テーマ:その他
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京ゆかりの言葉 その5

今回ご紹介するのは・・・

古都・京都ゆかりの言葉です


今でも使われる『言葉』の語源には

1200年の歴史を持つ京都ゆかりのものが

多数、存在しています

今回は、そんな『京ゆかりの言葉』を

いくつかご紹介させていただきます


・天王山(てんのうざん)

勝負事のターニングポイントや

頂上決戦という意味で使われる言葉『天王山』ですが

なんと・・・この山は実在しているんですね。

この山は大阪と京都の境にそびえる山なんですが

かつてここで、行われた『ある大きな戦』が語源になっているのです。


その戦いとは・・・

『山崎の戦い』です!

本能寺の変(1582)で織田信長を討った光秀と秀吉の戦で

山崎とは、この戦があった地名なんですね。

※天王山はその山崎にある山なんですよ。本能寺の変については、本能寺の変については本能寺跡の記事をご覧下さい。


小倉神社

こちらは、その天王山からも程近い小倉神社です。秀吉はここに家臣を送らせ戦勝祈願を行ったそうです。


この『山崎の戦い』では天王山を先に占領出来た方が

この戦に勝つと言われていたようで

結果的に秀吉が獲り

光秀に勝利したと言われています


・葉書(はがき)

手紙を書くツールとして、皆さんも利用している葉書

これにももちろん語源があります

読んで字の如く

かつては葉を使い、文書を残したから葉書という言葉が誕生しました


多羅葉

その語源となった『葉』とは

宗像神社(むなかたじんじゃ)の境内に植えられている

こちらの多羅葉(たらよう)と呼ばれる樹の葉なんですね。


宗像神社は、京都御苑にある神社で

江戸時代まで、この地には

200もの公家の邸宅が建っていた場所だったんですよ


・おみおつけ

お味噌汁の丁寧語として使われる『おみおつけ』ですが

これは、もともと『宮中言葉』だったんですね!

※宮中言葉とは、その名の通り『宮中で使用されていた言葉』で、室町時代後期より、天皇の側に仕える女官によって使われ始めた言葉です。


紫宸殿

こちらはかつて宮中のあった京都御所です。写真に写っているのは紫宸殿(ししんでん)です。


そもそも、庶民の間ではお吸い物やお味噌汁を

『つけ』と呼んでいました

この事から、宮中では『つけ』に『お』を付けて『御つけ』と呼んでいたんですが

※頭に『お』を付ける宮中言葉はこの他にもたくさんあり、『おにぎり』『お冷』などは一般にも使われるようになりました。


その後、宮中言葉の『御つけ』を多様しているうちに

丁寧さが薄れてきたという理由から

さらにそこに『御』を2つ付けて『御御御つけ(おみおつけ)』と呼ぶようになったそうですよ。

これが『おにぎり』『お冷』と同様、庶民に広がり

一般化したというワケです


・露払い(つゆばらい)

露払いは、神輿の先導などを歩く人の事や

相撲で土俵入りなどの時に先導して一番先に土俵に上がる力士の事で

先頭を歩き『穢れを祓う』意味などがあるんですね。

この『露払い』の語源とは何かと言うと・・・


下鴨神社の蹴鞠初め

こちらは下鴨神社で毎年1月に行われている『蹴鞠始め』です。詳しくは蹴鞠初め 2013(下鴨神社)の記事をご覧下さい。


蹴鞠に由来する言葉なんですね!!

蹴鞠は、538年の仏教伝来と共に伝わったと言われ

平安時代には宮中で大流行したものですが

この蹴鞠を行う際、鞠を蹴って周囲に植えられた木の露を

払い落した事が由来となっているそうです


という事で、京ゆかりの言葉をご紹介させていただきました!