2016-01-26 | |
テーマ:京都検定対策問題 |
京都検定対策問題 その154
本日は京都検定対策問題をお届けします。
実力試しに挑戦してみてくださいね~♪
では、早速1問目です。
【問題】
平安京(へいあんきょう)の朱雀大路(すざくおおじ)の幅の長さは約何メートルか。
ア.約75メートル
イ.約80メートル
ウ.約85メートル
エ.約90メートル
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ウ.約85メートル
朱雀大路は、南北に通る平安京の
中心線ともいえる通りの事で
大内裏の南の朱雀門(すざくもん)から
南端にある平安京の正門
羅城門(らじょうもん)までの
長さ約3.7キロメートル
幅約85メートルありました
そして、朱雀大路を中心に東を左京
西を右京とに分けられていたんですね
また、羅城門の東には東寺(とうじ)を
西には西寺(さいじ)を
官寺(国立寺院)として建てたといわれています
※西寺について詳しくは、西寺跡の記事をご覧下さい。
続いて2問目です。
【問題】
中京区にある宝蔵寺(ほうぞうじ)とゆかりの深い絵師を次の中から選べ。
ア.伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)
イ.池大雅(いけのたいが)
ウ.円山応挙(まるやまおうきょ)
エ.与謝蕪村(よさぶそん)
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.伊藤若冲
伊藤若冲は、色彩の魔術師と呼ばれる
江戸時代の天才絵師です
1716年の2月8日に
京都の台所『錦市場』にある
青物問屋『枡屋(ますや)』に
生まれたんですね
狩野派に絵を学んだそうで
中国絵画を模写した後
実物を写生する様になったそうです
弘法大師(こうぼうだいし)空海(くうかい)
によって建立されたと伝わる宝蔵寺には
若冲が建立した父母の墓石や
宗寂(そうじゃく・末弟)の墓石が
あるそうです
※伊藤若冲について詳しくは、伊藤若冲ゆかりの地巡りの記事をご覧下さい。
また、毎年若冲が生まれた2月8日には
伊藤若冲生誕会が営まれています
3問目にいってみましょう。
【問題】
ガン封じで知られる狸谷山不動院(たぬきだにさんふどういん)は、次のどの山にあるか。
ア.瓜生山(うりゅうやま)
イ.大江山(おおえやま)
ウ.鞍馬山(くらまやま)
エ.曼荼羅山(まんだらやま)
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.瓜生山
瓜生山は、標高294メートルある
京都市の北東の山で
山頂に『勝軍地蔵』が置かれていた事から
勝軍地蔵山とも呼ばれているんですよ
また、江戸時代の伝説的な人物で
数百年生きた仙人ともいわれる
白幽子(はくゆうし)が
過ごした所とも伝わっています
そんな伝説的な人物が住んでいた
瓜生山山中に建っているのが
真言宗の狸谷山不動院なんですね
狸谷山不動院では
毎年1月28日の初不動(はつふどう)の日には
本堂で護摩焚きが行われ
9時から16時まで笹酒(ささざけ)が
振舞われています
※初不動について詳しくは、初不動 2013(狸谷山不動院)の記事をご覧下さい。
【問題】
南禅寺(なんぜんじ)の法堂の天井に描かれている瑞龍図(ずいりゅうず)は誰が描いたものか答えよ。
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
今尾景年(いまおけいねん)
南禅寺の三門
南禅寺の法堂は
1895年(明治28年)に
焼失してしまったんですけれど
その後、1909年(明治42年)に再建され
その際、法堂の天井に
日本画家である今尾景年によって
瑞龍図が描かれたそうです
瑞龍という名称は
南禅寺の山号が瑞龍山と号するのに
ちなんでいるものと思われます
という事で本日も4問出題させていただきました!
みなさんは何問正解されましたか?
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