2015-07-08 | |
テーマ:祭り・イベント |
関連:新熊野神社 / つなかけ祭(新熊野神社) / |
結納感謝祭(新熊野神社)
今回ご紹介するのは
京都市東山区にある
新熊野神社(いまくまのじんじゃ)で行われた
結納感謝祭(ゆいのうかんしゃさい)です!
結納感謝祭は、株式会社 京都島津主催の
新熊野神社で毎年7月7日の
『七夕の節句』に合わせて行われる
役目を終えた結納品や結納飾りの
御祈祷焼却をするお祭なんですね
結納とは、結婚や婚約をする両家が
親類となって結びつく事を祝い
それを確約する目的で
贈り物を納め合う事を言います
そして、その時の贈り物である
結納品や結納飾りに感謝をして供養するのが
今回ご紹介する結納感謝祭というワケなんですね
つまり!神前で両家が巡り合えたご縁に
改めて感謝をして結納品を炊き上げ
次の良縁を願うというものなんだそうですよ!
ちなみに2015年は
結納感謝祭が始まって30回目となるようです
ここで新熊野神社についても簡単にご紹介しますと・・・
新熊野神社は、平安時代末期の
1160年(永暦元年)に後白河上皇
(ごしらかわじょうこう:第77代天皇)が
熊野の神様を勧請して建てられたそうで
その際、熊野から土や木材を持って来たり
海岸の石を巻いたりと
熊野を再現したといわれています
新熊野という名前は
紀州にあった熊野の神社を『昔』
京都の新しい熊野の神社を『今』と考え
新熊野と書いて『いまくまの』と呼ばれた事に
由来するそうですよ
それでは早速、レポートしていきましょう
※写真は過去のものを使っています。
午前10時頃に
新熊野神社の境内につくと
境内にはすでに役目を終えた
結納の品や結納飾りが
ずらりと並べられていました
こちらが今回、御祈祷焼却する
結納品、結納飾りです
結納の品や結納飾り
神事の前にまずは神職の方達が
手水の儀(ちょうずのぎ)を行います。
手水の儀(ちょうずのぎ)
神事を前に身を清めるというワケですね
そして神事が始まると
神様をお迎えするに当たって
罪や穢れを祓う修祓(しゅばつ)を行います。
祭壇に並べられている
結納品や結納飾りにもお祓いをします。
修祓(しゅばつ)
神様は罪や穢れがお嫌いなんですね~!
そして祭壇や四方を清められ
祭壇を清める様子
続いて神様へのお供え物である
神饌(しんせん)をお供えし
宮司さんによる
祝詞奏上(のりとそうじょう)が行われます
祝詞奏上(のりとそうじょう)
祝詞奏上に続いて、玉串による拝礼である
玉串奉奠(たまぐしほうてん)を行い
結納品・結納飾りを炊き上げます
京都島津さんらが中心となって
結納品・結納飾りに火が点けられ
結納品・結納飾りが炊き上げられるんですよ!
結納品・結納飾りが炊き上げらている様子
その後、結納品・結納飾りが
炊き上げられると神事は
全て無事にお納めされました
その後、参列者の方には
お下がりが頂けます
という事で今回は
結納品を捨てるというのは
ちょっと・・・と思われる方は
結納品・結納飾りを
お炊き上げしてもらってはいかがでしょうか
せっかくのご縁を結んでもらったものですから
改めて感謝したいものですよね
結納感謝祭の行われた
新熊野神社の場所はコチラ↓
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