2015-04-29 | |
テーマ:祭り・イベント |
関連:八朔祭・御百燈献灯神事(岩屋神社) / お田植祭(岩屋神社) / |
例祭(春祭)(岩屋神社)
今回ご紹介するのは
京都市山科区にある
岩屋神社(いわやじんじゃ)で毎年4月29日に行われている
例祭(春祭)です
岩屋神社は
343年(仁徳天皇31年)に創建されたといわれ
本殿後ろの山中にある
陽巌(ようがん)と陰巌(いんがん)という
大きな磐座(いわくら)をお祀りした事に
はじまるそうですよ
つまり磐座信仰という事ですよね♪
そして寛平年間(かんぴょうねんかん:889~898年)に
陽巌に天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)が
陰巌に栲幡千姫命(たぐはたちちひめのみこと)が
お祀りされたといわれています
ちなみにこの2柱は夫婦なんですよ~
いつまでも寄り添っていられるなんて
微笑ましいですよね
また磐座の小さな祠には
夫婦の皇子である饒速日命(にぎはやひのみこと)が
お祀りされているそうなんです!
という事は
家族水いらずという事でしょうか
さて、そんな岩屋神社で行われる
例祭(春祭)は
岩屋神社に神様が御鎮座された日にあたる
4月29日に毎年行われています。
本殿神事の他
献茶や献花、太鼓の演奏といった
神賑行事(しんしんぎょうじ)が行われるんですね~!
もちろん、お子様にも大人気の
露店や福引も出ています
ちなみに神社における例祭とは
その神社で最も大事な神事の事なんですよ。
それでは早速レポートしていきましょう♪
※写真は全て2013年のものです。
13時30分頃に境内につくと
多くの方で賑わっていました
しばらくすると
本殿神事が始まります!
まずは、神様をお迎えするにあたって
修祓(しゅばつ)を行い
心身の罪穢(つみけがれ)をお祓(はら)いします。
神様は、罪穢を嫌うので
どこの神事でも
必ず修祓から行われるんですよ♪
そして宮司による祝詞奏上(のりとそうじょう)に続いて
本殿前にお餅がついた花
『花だんご』がお供えされると献茶の儀が行われます。
お花に見立てた
お団子がとっても可愛らしですよね
献茶
その後、献花の儀に続いて
献花
舞殿で岩屋太鼓奉奏の披露があり
再び本殿で玉串奉奠(たまぐしほうてん)等が行われ
本殿神事は無事に執り納められました
太鼓の演奏はかなり近くで見る事が出来るので
興味のある方にはオススメです♪
そして15時頃になると
境内東にある斎場で湯立神事が行われます。
湯立神事(ゆたてしんじ)とは
煮えたぎった釜のお湯の中に
塩や米、お酒等を入れて混ぜ
そのお湯を笹を使って辺りに振り撒き
お祓いをするというものなんですね~♪
神職の方もある程度の距離を保ってから
笹を大きく振り被るんですけれど
葉についた水滴といえど結構、熱いんですよ
でも、その熱さを我慢して浴びる事が出来れば
無病息災で過ごせるといわれています!
そして湯立神事で使われた火種から
護摩壇に火が着けられると
火焚神事が始まります。
神職の方による
大祓詞(おおはらえことば)が読み上げられ
祈祷木を焚き上げるんですね
※大祓詞は奈良時代から続く祝詞(のりと)の1つで、別名『中臣の祓(なかとみのはらえ)』と言います。
最後には
『岩屋音頭』が奉納されましたよ。
近所の子供達が楽しそうに踊っていました♪
岩屋音頭は、一般の方も踊れるようなので
祭の音頭を聞くと体が疼いちゃうという方は
ぜひとも参加してみてはいかがでしょうか
例祭(春祭)の様子は動画でご覧ください。
そんな例祭(春祭)が行われた
岩屋神社の場所はコチラ↓
最寄の交通案内
1 ■情報がすごい!
京都のイベントがすごく詳しく書かれているのですごく参考になります!
これからは行く前に今日子さんのブログを確認します!
mariさん 2015-05-02 18:23:19
2 ■Re:情報がすごい!
>>mariさん
そういって頂けると嬉しいです(´ー`)
コメントありがとうございました♪
京子 2015-05-04 10:25:38
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