2015-01-22 | |
テーマ:祭り・イベント |
関連:辰巳神社 / |
寒供養祭(辰巳神社)
今回ご紹介するのは
祗園にある辰巳神社(たつみじんじゃ)で行われた
寒供養祭(かんくようさい)です!
寒供養祭は
毎年、寒さが最も厳しくなる
二十四節気の大寒(だいかん)の日辺りに
氏子の安寧や繁栄、無病息災を願って
行われているものなんですね
※二十四節気とは1年を24等分して約15日ごとに分けた季節の事です。ちなみに今年2015年の大寒の日は1月20日でした。
辰巳神社で年4回行われる神事の内
新年明けて1番最初の神事という事もあって
これからの1年の無病息災等を
祈願しているというわけなんでしょうね
※残りの3つの神事は、初午、稚魚の放流、お火焚です。
ちなみに大寒とは
1年を通して最も寒くなる日ともいわれ
各地で寒中水泳や寒稽古といった
耐寒の為の行事やイベントが
行われたりするんですよ
また、小寒(大寒の15日前辺り)と
大寒の期間の水は
寒の水といって
雑菌が少なく1年間腐らないとも
考えられているそうです
そんな寒い季節に
寒供養祭は行われるわけですけれど
ここで辰巳神社についても
簡単にご紹介したいと思います。
辰巳神社は
『辰巳稲荷大明神(たつみいなりだいみょうじん)』や『祗園のお稲荷さん』とも
呼ばれる神社で
戦時中に建てられたんだそうです。
もともとは近くにある
巽橋(たつみばし)畔に
建てられたんだそうですけれど
その後、白川南通と新橋通の分岐点に
移されたんだそうです
神社の近くには
ドラマや映画のロケ地として使われる
白川の石畳や巽橋
そして花街のイベントの1つである
『かくかくに祭』が行われる
『かにかくに碑』もあります
ちなみに神社の名前の『辰巳』とは
方角の事を意味しているようで
京都御所から南東(辰巳の方角)に位置している事から
この名前がつけられたといわれているんですね~
それでは早速、寒供養祭をレポートしていきましょう
午後13時頃
小雨の中、辰巳神社に到着すると
すでに神職の方や氏子の方が集まっていました。
この日は朝から雨が
ずっと降っていたんですけれど
不思議な事に神事が始まる少し前に
雨が上がったんですね~
まずは神職の方が
神前にお供えする神饌(しんせん)や
参列者をお祓いをします。
お祓いの後
神前に神饌をお供えします。
神饌は季節のもので
彩られていたんですけれど
珍しい紅白のお餅もありました!
その後、祝詞(のりと)が上げられ
神職の方による玉串奉奠(たまぐしほうてん)に続いて
一般の参列者も玉串に参加する事が出来ました
滞りなく神事が納められ
お祭はお開きとなったんですけれど・・・
なんとなんと!
神事が始まる前に止んでいた雨が
お祭がお開きになったと同時に
また降りだしてきたんですね
なんだか神様を近くに感じたような気がしました!
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