十日ゑびす大祭（初ゑびす）関連神事の見所と解説｜京都のITベンチャーで働く女の写真日記

	2014-01-08
テーマ:祭り・イベント

十日ゑびす大祭（初ゑびす）関連神事

今回はイベント情報をご紹介します

1月8日より5日間、恵美須神社（えびすじんじゃ）にて

『十日ゑびす大祭』に関する神事が行われます。

※1月10日に行われる『十日ゑびす』を中心に、前後5日間、境内では様々な催し物があります。

・十日ゑびすって何？

十日ゑびす（十日戎・初えびす）は関西を中心に行われている祭事で

商売繁盛・家内安全・交通安全を願い

年初めの『縁起物』（福笹・熊手など）を求め、多くの人が参拝するお祭です

通称『えべっさん』で知られる七福神の『えびす様（恵比寿神）』は

福の神とも言われ、商売繁盛の神様として信仰を集めているんですね。

・なぜ1月10日に行われるのか？

えびす様と同一視されている日本の神様『事代主（ことしろぬし）』の

生まれた日が1月10日である事から、この日（十日ゑびす）をお祝いします。

※事代主神に関しては北向蛭子社の記事をご覧下さい。

・日本三大えびす

関西には『日本三大えびす』と言われる、えびす様をお祀りしている有名な神社が3つあります

兵庫県『西宮神社（にしのみやじんじゃ）』

大阪府『今宮戎神社（いまみやえびすじんじゃ）』

中でも、西宮神社で10日に行われる『開門神事福男選び』が有名で

本殿に一番乗りする為に数千人の男性が『一番福』を競って

境内を駆け回るニュースは毎年放送されているんですよ。

では早速、恵美須神社で行われる神事・イベントをご紹介したいと思います。

8日・招福祭（しょうふくさい）

※『宝恵かご（ほうえかご）』の社参のみ、年度によって日にちが異なる場合があります。下記予定は2014年度のものです。

10：00	宝恵かご社参「商売繁昌、笹もってこい！」の掛け声の中、ちょんまげや、着物姿の役者（東映太秦映画村）による参拝が行われます。これは、江戸時代に男性が、芸子や舞妓を連れて恵美須神社へとお参りに来た模様を再現しているそうです。
14：00	湯立て神楽（ゆたてかぐら）神事笹の葉を使い、煮立てた湯を境内に振り撒きます。この釜湯を浴びると一年間、元気に過ごせると言われているんですよ。
14：30	餅つき神事神職の方が餅をつき、出来上がった餅を巫女さんが丸めます。この餅は11日の『残り福祭』にて、参拝者に振舞われます。

※この日は、夜通し開門されます。夜店も多数出され、夜の参拝は長蛇の列となります。

9：00	招福まぐろ奉納拝殿前に大きさ約2メートルの立派な『まぐろ』が奉納されます。
10：00	宝恵かご社参初日に引き続き、同様のものがこの日も行われます。例年、『宝恵かご社参』は 8～10日の中から2日間行われています。日にちは年度によって違う場合があるのでご注意下さい。
14：00	祭典執行本殿内にて神事が行われます。一般参拝者は見る事は出来ません。

※この日も引き続き、夜通し開門されます。前日同様、夜の参拝は長蛇の列となります。

11：00	東映女優の奉仕による福笹の授与東映女優の方による福笹の授与が「11：00～12：00」「13：00～14：30」の間、行われます。
14：00	祭典執行本殿内にて神事が行われます。一般参拝者は見る事が出来ません。

※24時まで参拝可能。

14：00	祇園町の舞妓による福笹と福餅の授与 16時まで行われています。この日に福笹を購入すると、招福祭の時についた餅を、先着でいただく事が出来ます。
20：00	祭典執行本殿内にて神事が行われます。一般参拝者は見る事が出来ません。
20：00	宮川町の舞妓による福笹と福餅の授与 22時まで行われます。内容は14時からのものと同じです。