2012-10-14 | |
テーマ:祭り・イベント |
関連:西院春日神社 / 藤花祭(西院春日神社) / 春日祭 神幸祭(西院春日神社) / 若菜節句祭(西院春日神社) / 火焚祭(還来神社) / 仁孝天皇祭(西院春日神社) / |
春日祭 神幸祭・還幸祭(西院春日神社)
こんにちは京子です。
今回ご紹介するのは10月14日に
西院春日神社で行われた・・・
春日祭 (かすがさい)神幸祭・還幸祭です
西院春日神社は平安時代に
淳和天皇が建てた淳和院(じゅんないん)と呼ばれる離宮に
奈良の春日大社を勧請した事が始まりとされています。
そんな西院春日神社で行われる春日祭は
1200年の歴史を持つ秋祭で
氏子町の無病息災・五穀豊穣を祈願します。
※神輿の渡御は13~14日の2日間行われます。13日の渡御に関しては春日祭 2012 神幸祭(西院春日神社)の記事をご覧下さい。
最終日である今回は
2基の神輿に加え、5基の剣鉾が渡御する
総勢1000人の大規模な巡行なんです
では早速レポートしたいと思います。
10時より神事が行われ
御祭神に向けて祝詞の奏上が行われました
すでに境内は出発に向けて準備が始まっており
5基の剣鉾も出されていましたよ
そして12時15分から
いよいよ行列が出発します
先頭を歩く鼓笛隊(勤皇隊)に続き
剣鉾が先に出発します。
その後、2基の神輿を本殿前まで移動させて
御霊を移します。
西院春日神社の『御霊移し』は少し変わっていて
宮司さんより本殿から
それぞれの神輿に御霊が移されるワケですけど
境内にいる全員で手拍子をするんですね。
手拍子が激しくなってきた所で
宮司さんが小走りで神輿に駆け寄り
素早く御霊が、それぞれの神輿に移されるんですね。
移されると、拍手喝采となります
こうして境内を出発した2基の神輿は
氏子町を練り歩いた後
西大路交差点(阪急西院駅)前へ移動し
14時より『巴廻り(ともえまわり)』を行います
通行閉鎖された交差点を使って行われる神事で
2基の神輿が同時に
うずを巻くように、右回りで3周した後
最後に差し上げをして
神輿を激しく揺らします。
交通量の多い交差点という事もあり
多くの見物客が見守る中、行われましたっ。
この後、野々宮神社(西院春日神社の御旅所)で休憩を挟み
再び氏子町を回ります。
鼓笛隊(勤皇隊)の先頭は、このように日章旗を掲げ、馬に乗った勤皇隊長と副隊長が先導します。
参加されている皆さんは、柊(ひいらぎ)を付けています。西院春日神社の御神木だそうです。
そして16時からは
四条通にある『京都中央信用金庫』前で
八乙女による神楽奉納があります。
※八乙女は人気だそうで、毎年なりたい女の子で順番待ち状態なんだそうですよ
2基の神輿に対して4人の八乙女が
鈴を使った舞を披露します。
神楽奉納が終わると
引き続き、渡御を行い17時半に
神輿が西院春日神社へと帰って来ます
正面鳥居前は道幅が狭い上に
屋台があり、見物客も多いので
神輿が通る時は、当りそうになる程です
こうして無事に境内へと入ると
ここでも再び『巴廻り』を行います。
まず最初に
剣鉾によって、神輿の先導を歩き清めます。
その後、神輿が拝殿の周りを回り
差し上げをして、神輿を激しく揺らし
無事に渡御は終了です。
この後、御霊が神輿から本殿へと還され
18時半に春日祭は終了しました
そんな春日祭の神幸祭・還幸祭が行われた
西院春日神社や、西大路四条交差点、京都中央信用金庫の場所はコチラ↓
より大きな地図で 春日祭(神幸祭・還幸祭) を表示
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