2012-05-03 | |
テーマ:花 |
関連:長岡天満宮 / 長岡天満宮の梅(ウメ) / 筆塚祭(長岡天満宮) / 火焚祭(長岡天満宮) / |
長岡天満宮のキリシマツツジ
こんにちは京子です!
今回お届けするのは
現在キリシマツツジが見ごろの・・
長岡天満宮(ながおかてんまんぐう)です。
巨大な鳥居の向こうには
貯水量35,000トンを誇る『八条ケ池』が広がっていて
池を二分する中堤(参道)の両脇に
キリシマツツジが植えられています
花自体はそれほど大きなものではないですけれど
70メートル程の中堤の両脇に
これだけ密集して咲く姿は圧巻と言えます。
キリシマツツジは漢字で書くと『霧島躑躅』難しいですね~。
樹高は約2.5メートル以上あり、つま先から頭の上まで赤い花びらで覆われます。
見ごろは毎年4月下旬~5月の上旬で
この時期、お昼頃になると
細い参道は
観光客の方でいっぱいになっています。
ちなみに
日当たりの良い南側のキリシマツツジから
開花が始まるそうですよ♪
樹齢は100年から150年と言われ
市の天然記念物にもなっています。
近年になり
手入れがしやすいように
中提の幅が拡張されたそうですよ。
手入れを怠るとすぐに枯れてしまう花である為
しっかりとした
保全体制で取り組んでいらっしゃるんですね。
こうした努力があり
参拝者は毎年綺麗なキリシマツツジを
見る事が出来るというワケです
向こう側に見えるのは1881年創業の老舗料亭『錦水亭』の茶室です。
ちなみに天満宮と言えば
菅原道真(すがわらみちざね)の祟りを鎮める為に
全国に建てられた神社として有名ですよね。
神紋には彼の愛した『梅』が使われています。
長岡天満宮のある長岡という所は
かつて道真が
在原業平(ありわらのなりひら)らと共に
和歌を詠み楽しんだ地だったそうで
彼が大宰府(九州)へと左遷される際には
大変、名残惜しんだ場所だったと言われているんですよ
さて、中堤の先には
太鼓橋(たいこばし)が架かっています。
こちらは加賀藩『前田家』寄進の橋です。
加賀百万石で有名な前田家は
菅原道真の末裔だと称していた事で知られ
家紋も天満宮と同様の『梅』が使われています
空とキリシマツツジのコントラストが素敵です。
という事で
長岡天満宮に咲くキリシマツツジを
一気にご紹介させていただきました♪
ちなみに
見ごろは一週間から10日程と短いので
是非、GW中に足を運ばれる事をオススメします
そんな長岡天満宮の場所はコチラ↓
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