2012-04-09 | |
テーマ:京都検定 |
京都検定過去問 その53
こんにちは京子です。
本日は京都検定の過去問をお送りしたいと思います♪
写真と解説もついていますので
試験勉強にお役立て下さいね
【問題】
平安京の正門で、朱雀大路の南端に位置するのはどれか。
ア.朱雀門
イ.応天門
ウ.建礼門
エ.羅城門
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
エ.羅城門
平安京の朱雀大路の南端に置かれていましたけれど
現在、当時の門は残っておらず
跡地として石碑が建っています
羅城門の『羅城』とは都の四方を巡らす城壁の事らしく
その開かれた門ということで『羅城門』と呼んだと言われているんですよ。
※詳しくは羅城門跡地をご覧下さい。
では、次の問題に行ってみましょう~!
【問題】
日本の天台宗の祖として知られ、比叡山に延暦寺を開いたのは誰か。
ア.最澄(さいちょう)
イ.空也(くうや)
ウ.空海(くうかい)
エ.行円(ぎょうえん)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.最澄
彼は平安時代の高僧のひとりです。
唐へ渡り修行をし、日本へ帰ってきて天台宗を開いたんですね
この他にも、『お茶』や『ゆば』も持ち帰って来ました。
※延暦寺に関しては延暦寺(東塔)の記事からご覧下さい。
最澄は延暦寺の他にも
門跡寺院(もんせきじいん)である三千院も
開いた事で知られていますよ。
では3問目ですっ!!!
【問題】
1月1日から3日間、六波羅密寺でふるまわれる「皇服茶」の由来となった平安時代の天皇は誰か。
ア.孝明天皇
イ.後水尾天皇
ウ.後小松天皇
エ.村上天皇
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
エ.村上天皇
京都に疫病が流行り
時の天皇である村上天皇は
空也というお坊さんに疫病治癒の勅旨を出します。
そこで空也は
梅と昆布の入ったお茶(薬湯)を病人(庶民)に飲ませ
病気を治癒させ多くの人を救ったと言い伝えられています。
このお茶(薬湯)こそが・・・・
(・∀・)ノ皇服茶なんですね
見事にお茶(薬湯)を飲ませ疫病から庶民を救った空也は
村上天皇にも、年の初めに無病息災を願いお茶を献上しました。
こうした経緯から
天皇が服すお茶で「皇服茶」という名前が付いたそうです。
※詳しくは皇服茶 2012(六波羅蜜寺)の記事をご覧下さい。
では、最後の問題です♪
1級からの出題になりますので、選択問題ではなく
ズバリでお答えくださいっ!!
【問題】
桜の名所として有名な平野神社の本殿(重文)は、( )あるいは平野造と呼ばれる珍しい建築様式を持つ。
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
比翼春日造(ひよくかずがづくり)
本殿は4つの社殿を2殿ずつ連結させた特殊な作りとなっている部分が
とても珍しい建築様式なんですよ。
桜の名所としている平野神社では
開花時期に合わせて『桜園』が開放されています。
花見シーズンになると桜園のすぐ隣で
昼夜問わず宴が繰り広げられているんですよ
という事で本日も4問出題させて頂きました。
皆さんは何問正解されましたか?
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