2010-06-01 | |
テーマ:祭り・イベント |
関連:貴船神社 / 貴船祭 2011(貴船神社) / 貴船祭(貴船神社) / 水まつり(貴船神社) / 御火焚祭(貴船神社) / 雨乞祭(貴船神社) / |
貴船祭 2010(貴船神社)
こんにちは!京子です
これまで、ブログで様々なお祭りを取り上げてきましたが
本日も少し遠くまでお出かけして
ばっちり楽しんできちゃいました♪
その場所は
貴船神社(きぶねじんじゃ)です~
そして
・・・そのイベントとは
貴船祭っ。
京子もお仕事をお休みして参加させていただきました
山の中にあるこの神社!側には貴船川が流れており、
とっても涼しく、緑が美しかったです~
それに加え、川のせせらぎが京子を出迎えてくれて
テンションはMAX!
貴船神社に11時頃に到着すると
何やら既にカメラを持った方、多数
京子も負けてられな~い
とダッシュで本宮へ長い階段を駆け上がりました
この貴船神社ですが、水を司る神として信仰されており
その昔、平安時代には、朝廷より使いを出させて行っていたお祭りで
水を司る神という事から
日照りが続いて困っている場合は「黒馬」を奉げ!
長雨を止ませて欲しい場合は「白馬」を奉げる!
そんな行事を行っていました
(現在は馬を奉げる事は無くなったようです)
どうして、私が・・・このお祭りに
参加したかというと
京子、じつは「雨女」という悩みが・・・(汗)
貴船祭で私も水難の相を払拭しちゃうぞ作戦を決行です
階段を駆け上がり本宮へ到着すると早速、神事がスタート!
まずは「祭典」
登場したのは、公家の姿に身を包んだ男性陣っ
次々に、色とりどり野菜を奉げて行きます~
そして、雅楽が響く中、次に始まったのが「舞楽」
右手から一歩一歩と力強く現れたのは
…なんと派手な着物と面に身を包んだ女性!
刀を片手に舞う事15分!
すんごいスタミナと集中力で演目をこなされていました
同じ女性ですが、京子には到底真似出来ない。。カッコよかったです★
一旦、プログラムはここで終了。
次は、13時から神輿が出るという事ですが
気が付くと
・・・グゥゥゥゥ(恥)
京子すっかりお腹ペコペコです
神社の外に出ると、貴船川が流れているのですが
ななななーんと、納涼床をやっているではありませんか~!!
京都の風物詩とも言われる納涼床。
京子もいい機会なので、貴船の納涼床を味わってみる事にしました
うーん、それにしてもなんだか緊張しちゃうなぁ
席に案内されたのですが、この床の下には川が流れていると思うと
緊張・・・(汗)
私、おっちょこちょいなので
何かの拍子に、このまま川に落っこちちゃって笑いものにならないかしら?
なんて、変に心配性な自分が許せないです
ですが、川のせせらぎを聞きながら、お食事なんて
いつから私は貴族になったの!?
と勘違いするほど、最高の贅沢を味わっちゃいました
さて、お腹も満たされた所で、いよいよ神輿が出ますっ
急いで本宮へ戻ると、白いハッピ姿の大勢の男性陣が勢ぞろいっ
そして、リーダー各の男性の掛け声のもと
いよいよ神輿が担がれますっ
「チョイサー!」「チョイサー!」「チョイサー!」
持ち上がった神輿はそのまま本宮を出て、500メートル程南下した後
Uターンして今度は「本宮」よりも、上にある「結社」
そして更に上の「奥宮」まで駆け上りますっ。
このコースですが、距離にするとおよそ1キロ程だと思いますが
山間にあるので、上り下りがとっても大変(汗)
そこを神輿を担いでだなんて・・・
なんてタフなんでしょうか!スゴイ
この神輿を担ぐ男性たちですが
何やらみなさん白いクッションのようなものを持ってらっしゃいます。
最初は何かなぁ?と思っていたのですが!
神輿を担いだ瞬間わかりました!
そうです、肩パット!!!
神輿の足の部分が肩に当たって皮がめくれちゃうのかな?
もしそうなら、それを防ぐ為のパットをしてる男性陣がなんだか可愛く見えてきました
神輿は順調に進行し、いよいよ最上にある、「奥宮」へ到着~
神輿の上部は取り外し可能です、すごい!
ここに一度神輿を下ろすと、いよいよ次に始まるのが
「千度詣(せんどもうで)」
奥宮には船形石といって石でできた船があり、その周りを周りながら1000回お祈りする!という行事です
神輿は担げない京子ですが、
「みなさん是非、ご参加下さい」
というアナウンスが流れた瞬間・・・
やったー
と、いう事で千度詣に参加させて頂きました。
「忌み串」という木で出来た棒を手に
「おせんどんどん」
「おまんどんどん」
と言いながら船形石をグルっと回ります
1000回お祈りと言いましたが
昔は1人で1000回お祈りしたそうですが
今ではさすがにそんな事をすると時間がかかって仕方がなーーい!
という事で、
お年寄りから子供まで、手に忌み串を持って、
1000人で、1回ずつ祝っちゃえば1000回になる!
との事で大勢で、千度詣をする事になったそうです
地元の方に混じって楽しめるなんて素敵ですね
回った人にはご褒美として
「はいっ!」
と手渡されたのが
伊藤園のお~いお茶!
ありがとうございます
そして千度詣が終わると、餅まきがスタート
これも京子、人の渦に巻き込まれながら参加
気付くと
おもいっきり、ジャンプしてました!
おかげで一つゲットできました~
さて、いよいよ
この貴船祭メインイベント
「出雲神楽(いずもかぐら)」
八岐大蛇(ヤマタノオロチ)退治を神楽にして奉納されるこのイベント!
※このエピソードが出雲のお話で、島根にも貴船神社があり分社である事から上演されてるのかなって思いました~
さっそく登場したのが、こちら!
奇稲田姫(クシナダヒメ)
今回のヒロインです
素戔嗚尊(スサノオノミコト)
今回の主人公です
うむむ、ヒーローなのに顔がとにかく怖い
迫力満点です
ストーリーを軽くご説明しますとヤマタノオロチは8つの峯、8つの谷にまたがる巨大な大蛇の事でそれまでに、8人の姉妹を次々に食べました。両親はクシナダヒメも同じような運命になってしまうのかと恐怖に怯えていたのです
そんな中、スサノオノミコトがヤマタノオロチを倒してやるというのですが条件にクシナダヒメを嫁にくれと言うのです
そしてスサノオノミコトが考えたのは
「そうだヤマタノオロチに酒を飲ませて酔ったところを退治しよう!」
・・・これを聞いたクシナダヒメのご両親
さっそくお酒を用意しますっ。
と、そこで、なにやら遠くから
・・・すごい煙が!!!
シューーーーーー!
シューーーーーー!
ヤマタノオロチ登場!
しかも2匹も!
すんごい・・・煙吐いてます(汗)
娘はどこじゃーー
ん!?
グビグビグビ~!!
酒を呑み始めてへろへろに酔っ払ったヤマタノオロチ×2。
管を巻いちゃいました
それを見逃さず、スサノオノミコト!!!
惨殺!
ヤマタノオロチの首を取り、息絶えると
・・なんとお腹から、「草薙の剣」が!
見事、スサノオノミコトとはクシナダヒメを救い出し
2人見事にハッピーエンドでした~
この上演が終わると、最後に神輿を再び本宮に戻し、貴船祭は終了します♪
さてこのヤマタノオロチ退治のお話ですが、
ヤマタノオロチの生まれ変わりが、じつは安徳天皇と言われていて
壇ノ浦で入水して死んでしまうのですが、道ずれとして
三種の神器のひとつ「草薙の剣」まで水没してしまう事から
ヤマタノオロチが奪われた「草薙の剣」を取り返したなんて言われるそうですよ~!
そんな貴船神社の場所はコチラ↓
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