本日は京都検定対策問題をお届けします。
実力試しに挑戦してみてくださいね~♪
では、早速1問目です。
【問題】
北野天満宮(きたのてんまんぐう)で開かれている天神市は毎月何日に行われているか。
ア.6日
イ.21日
ウ.25日
エ.28日
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では、答えですっ。
【答え】
ウ.25日
北野天満宮では、ご祭神である
菅原道真(すがわらのみちざね)の
誕生日が6月25日である事や
1月25日に大宰府へ左遷された事
そして、亡くなった日が2月25日だった事から
毎月25日が縁日とされ
天神市が開かれているんですね
そして、毎月行われる縁日の中でも
1年で最初の縁日を
『初天神(はつてんじん)』
1年を締めくくる縁日を
『終い天神(しまいてんじん)』
と呼ばれています
ちなみに縁日に併せて参拝すると
普段以上のご利益が得られると
昔からいわれているんですよ
続いて2問目です。
【問題】
建仁寺(けんにんじ)の法堂(はっとう)に描かれている双龍図(そうりゅうず)の作者は誰か。
ア.今尾景年(いまおけいねん)
イ.狩野探幽(かのうたんゆう)
ウ.小泉淳作(こいずみじゅんさく)
エ.堂本印象(どうもといんしょう)
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では、答えですっ。
【答え】
ウ.小泉淳作
1202年(建仁2年)に栄西(えいさい、またはようさい)が
鎌倉幕府2代目将軍
源頼家(みなもとのよりいえ)より
この地の寄進を受けて創建した
京都で最初の禅寺なんです
その建仁寺の法堂には
日本画家の小泉淳作が約2年かけて描いた
双龍図が描かれているんですね~!
横15.7メートル、縦11.4メートルという
巨大なもので、畳108枚分にもなるそうです
また、他の禅寺では1体の龍が描かれるのに対し
建仁寺の龍は、阿吽(あうん)の
2体の龍が描かれているのが特徴なんですね
3問目にいってみましょう。
【問題】
通称「千二百羅漢の寺」とも呼ばれる右京区にある寺院はどこか。
ア.化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)
イ.愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)
ウ.清滝不動院(きよたきふどういん)
エ.滝口寺(たきぐちでら)
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では、答えですっ。
【答え】
イ.愛宕念仏寺
愛宕念仏寺は
愛宕山の麓にある
天台宗のお寺で通称
『千二百羅漢の寺』と
呼ばれているんですね
これは境内のあちこちに羅漢(らかん)像が
安置されているからなんです
1981年(昭和56年)から10年間に渡って
参拝者の手によって彫られた羅漢は
その数1200体!!!1200人の参拝者の方が
彫ったものなんだそうです
羅漢像は全てが違う表情をしていて
中にはとってもユニークなものもあるんですよ
ちなみに羅漢とは
尊敬されるべき修行僧の事で
尊敬や施しを受けるに相応しい聖者を
そのように呼ぶんだそうです
では4問目の問題です。
最後の問題は選択肢ではありません。
ズバリでお答え下さい!
【問題】
毎年1月、鎌倉時代より続く流派『小笠原流』の礼法に基づき、境内の能舞台で元服式(げんぷくしき)を行う上京区にある神社はどこか。
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では、答えですっ。
【答え】
梨木神社(なしのきじんじゃ)
幕末から明治維新にかけて
皇室の中興に尽力した公卿
三條実萬(さねつむ)、実美(さねとみ)親子が
お祀りされています
小笠原流の『礼法』に基づいて
新成人達が直垂(ひたたれ)や
水干(すいかん)に着替え
冠(烏帽子)を頂いて
大人の仲間入りをする儀式で
小笠原流の方々が介添人として参加されます
着物を着る順番や袖を通す順番等
細やかな作法がある他
その後、頂く食事(宴会)まで
小笠原流の『礼法』に基づき
行われるんですね
ちなみに元服(げんぷく)とは
成人儀礼の1つで、時代によって多少前後するんですけれど
武家の場合であれば、男の子は10代半ばで元服を迎えます
という事で本日も4問出題させていただきました!
みなさんは何問正解されましたか?