今回ご紹介するのは
京都市中京区の
御所八幡宮(ごしょはちまんぐう)で行われた
例大祭(れいたいさい)です!
室町幕府の初代将軍である
足利尊氏(あしかがたかうじ)の邸宅に
守護神(八幡神)として勧請された事から
その名が付いた神社です
古くから安産や疳の虫封じ
(かんのむしふうじ)の
ご利益がある神社と知られていて
三宅八幡宮(みやけはちまんぐう)と同様に
『虫八幡(むしはちまん)』とも
呼ばれているんですね~
そんな御所八幡宮で行われる例大祭では
本殿神事の他に、お神輿(みこし)の巡行も
行われるんですよ
お神輿
ちなみに神社における例祭とは
その神社の中で最も大事な
神事の事なんですね
それでは早速レポートしていきましょう
※写真は過去のものを使用しています。
午前10時頃、御所八幡宮の境内に着くと
本殿神事の為に
神職の方やお神輿の担ぎ手の方々が
集まっておられました
しばらくすると本殿神事が始まります
神事では、神様への
神饌(しんせん)をお供えして
神職による祝詞(のりと)の奏上が
行われます
祝詞奏上(のりとそうじょう)
ちなみに午前中の神事は本殿神事のみとなっていて
午後からお神輿が巡行する神幸祭(しんこうさい)が
行われるんですよ~
午後13時頃になると
神社横に安置されているお神輿をお祓いします
子供神輿のお祓いの様子
神幸祭では、大人のお神輿の他に
ご両親に付き添われた子供神輿
(こどもみこし)も巡行するんですね~♪
そして本殿前で関係者らをお祓いし
お祭の無事を祈願します
お祓い
神社の前では、お神輿の出発前に
和太鼓の奉納もあるんですよ
神社前での和太鼓奉納
そしていよいよ、お神輿の出発
まずは、子供達による子供神輿が出発します
子供達は元気いっぱいに
お神輿を引っ張っていましたよ~
続いて大人の方々による
お神輿が出発するんですね
大人のお神輿は、出発する前に神社の横で
差し上げ(高く掲げて激しく揺らす)を
何度も行った後に出ていかれました~
差し上げ
その後、約4時間程かけて
氏子地域を巡行するんですけれど
所々に休憩する場所が設けられていて
休憩場所では和太鼓の奉納も
行われているんですね~
休憩場所での和太鼓の奉納
こちらは御池通の交差点での
差し上げの様子です!
御池通での差し上げ
御池通は京都の中心地でも
かなり広い道路で
6斜線を一時止めての差し上げは
かなり圧巻でした~
そして再び神社に戻ってきて
ここでも差し上げを何度も行い
お祭が無事にお納めされました
その後、境内では関係者の方々が
神前に供えたお下がりを食べる
直会(なおらい)が行われていました
そんな例大祭が行われた
御所八幡宮の場所はコチラ↓