今回ご紹介するのは
京都市左京区の
三宅八幡宮(みやけはちまんぐう)にある
三宅八幡茶屋で売られている
双鳩堂(そうきゅうどう)の
鳩餅(はともち)です!
双鳩堂は、1880年(明治13年)に
初代である北川源之助が
三宅八幡宮(みやけはちまんぐう)の
狛犬ならぬ狛鳩(こまばと)をモチーフにした
『鳩せんべい』を売ったのが
始まりとされています
三宅八幡宮の狛犬ならぬ狛鳩
その後、2代目が鳩せんべいから
米粉を蒸した団子菓子
鳩餅を売り始めたんですね
双鳩堂本店の看板
そして現在の4代目が
昭和の始め頃、詩仙堂(しせんどう)の
横に茶店を開いたそうです
そんな双鳩堂の鳩餅は
三宅八幡宮(みやけはちまんぐう)の
名物菓子としても
知られているんですね
607年(推古天皇15年)に中国の隋へ
遣隋使(けんずいし)として渡った事で知られる
小野妹子(おののいもこ)が
宇佐八幡宮(うさはちまんぐう)を
勧請してお祀りしたのが
始まりといわれています
通称『虫八幡(むしはちまん)』とも呼ばれ
子供の疳の虫除けや
夜泣きにご利益がある事で
大変知られている神社なんですね
ちなみに小野妹子は
聖徳太子(しょうとくたいし)からの手紙
「日出ずる国の天使
書を日没する国の天使に・・・」
という内容の手紙を
隋の皇帝である煬帝(ようだい)に
渡した人物ですよ
さて、その妹子が創建した
三宅八幡宮の神使は
なんと鳩なんですね~
境内の鳩
境内に鳩がたくさんいる事は
もちろんの事、鳩にちなんだものが
たくさんあって、狛鳩に絵馬
そして境内の三宅八幡茶屋で売られているのが
この鳩餅というわけなんです
こちらがお茶屋で出されている
鳩餅とお茶のセットです
鳩餅とお茶のセット
見た目も鳩の形をしていて
とってもかわいいですよね
ちなみにこの鳩餅は
白とニッキ、そして抹茶の3色があります!
白とニッキと抹茶の3色
そのうちの2色がセットで
ついてくるんですよ
実際に鳩餅を食べてみると・・・
モチモチとした食感に
ほんのりと甘~い味わいのある
素朴なお菓子って感じで
とってもおいしいんです
三宅八幡宮を訪れた際には
是非とも三宅八幡茶屋にも
寄ってみて鳩餅を食べてみて下さいね
双鳩堂・詩仙堂茶店
ちなみに鳩餅は三宅八幡茶屋だけでなく
左京区山端川端町にある本店や
左京区一乗寺詩仙堂(しせんどう)の隣にある
双鳩堂・詩仙堂茶店
そして、左京区吉永町にある双鳩堂・二条店でも
買う事が出来ます
という事で今回は
双鳩堂の鳩餅をご紹介しました~
双鳩堂の鳩餅が食べられる
三宅八幡茶屋の場所はコチラ↓