今回ご紹介するのは
京都市上京区の西陣(にしじん)にある
千本釈迦堂(せんぼんしゃかどう)で行われた
陶器供養会(とうきくようえ)です!
境内で7月9日~12日まで行われている
全国陶器市の期間中
7月10日に本堂で行われる法要の事で
毎日使ってる陶器に感謝をし
陶器業界のさらなる発展等を祈願するものなんですね
本堂内
この法要は
先々代の住職が始められ
2015年の今年で
54回目を迎えたそうですよ
ここで千本釈迦堂についても
簡単にご紹介しますと・・・
千本釈迦堂は、正式名称を
『大報恩寺(だいほうおんじ)』という
真言宗智山派のお寺で
1227年(安貞元年)に奥州藤原氏の
藤原秀衡(ふじわらひでひら)の孫
義空(ぎくう)が小さなお堂を建てて
一仏十弟子像を安置したのが
始まりといわれています
ご本尊に釈迦如来を安置し
かつてお寺の東側が千本通に面していた事から
『千本釈迦堂』の名前で親しまれているんですね
また、本堂は創建当時のもので
京都市内最古の木造の本堂として
知られているんですよ
それでは早速レポートしていきましょう
午後14時頃に千本釈迦堂に着くと
境内には全国陶友会を中心とする
全国陶器市が行われていて
観光客の方達で賑わっていました♪
法要の行われる本堂に入り
しばらくすると住職の方が本堂に来られて
陶器供養会が始まります
まずは、法要を始めるにあたって
塗香(ずこう)が行われるんですね
この塗香というのは、体にお香を塗って
身を清めるというものです
つまり!お経を唱える法要の前に
身をしっかり清めておこうというワケですよ!
塗香(ずこう)
左手にひとつまみの塗香をもらって
それを右手で口に含み、次に両手で擦り合わせ
最後に前身に塗ります。
法要に参加している方全員が
身を清め終わったらいよいよ法要が行われます
ちなみに、法要をするに当たって本堂内には
大小様々な陶器がお供えされているんですよ♪
本堂左側にお供えされた陶器
本堂右側にお供えされた陶器
その後、10分程お経を唱え、法要が行われました!
法要の様子
法要の後には、住職の方が
陶器供養会の簡単な説明や
感謝を忘れがちになっているというような
お話を聞く事が出来ましたよ
という事で今回は千本釈迦堂で行われた
陶器供養会をご紹介しました~♪
普段、当たり前のように
使っている陶器ですけれど
感謝する事を忘れずに
大切にしていきたいですね
全国陶器市は12日まで行われていますので
ご興味のある方は訪れてみてください
陶器供養会の行われた
千本釈迦堂の場所はコチラ↓