今回ご紹介するのは
京都市上京区の西陣(にしじん)にある
千本釈迦堂(せんぼんしゃかどう)で行われた
![陶器供養会(とうきくようえ)](2015/07/10/01/2015-07-10-4.jpg)
陶器供養会(とうきくようえ)です!
境内で7月9日~12日まで行われている
全国陶器市の期間中
7月10日に本堂で行われる法要の事で
毎日使ってる陶器に感謝をし
陶器業界のさらなる発展等を祈願するものなんですね
![本堂内](2015/07/10/01/2015-07-10-1.jpg)
本堂内
この法要は
先々代の住職が始められ
2015年の今年で
54回目を迎えたそうですよ
ここで千本釈迦堂についても
簡単にご紹介しますと・・・
![千本釈迦堂](2012/04/13/01/2012-04-13-7.jpg)
千本釈迦堂は、正式名称を
『大報恩寺(だいほうおんじ)』という
真言宗智山派のお寺で
1227年(安貞元年)に奥州藤原氏の
藤原秀衡(ふじわらひでひら)の孫
義空(ぎくう)が小さなお堂を建てて
一仏十弟子像を安置したのが
始まりといわれています
ご本尊に釈迦如来を安置し
かつてお寺の東側が千本通に面していた事から
『千本釈迦堂』の名前で親しまれているんですね
また、本堂は創建当時のもので
京都市内最古の木造の本堂として
知られているんですよ
それでは早速レポートしていきましょう
![陶器供養会と全国陶器市の看板](2015/07/10/01/2015-07-10-7.jpg)
午後14時頃に千本釈迦堂に着くと
境内には全国陶友会を中心とする
全国陶器市が行われていて
観光客の方達で賑わっていました♪
![本堂](2015/07/10/01/2015-07-10-9.jpg)
法要の行われる本堂に入り
しばらくすると住職の方が本堂に来られて
陶器供養会が始まります
![住職の方](2015/07/10/01/2015-07-10-2.jpg)
まずは、法要を始めるにあたって
塗香(ずこう)が行われるんですね
この塗香というのは、体にお香を塗って
身を清めるというものです
つまり!お経を唱える法要の前に
身をしっかり清めておこうというワケですよ!
![塗香(ずこう)](2015/07/10/01/2015-07-10-3.jpg)
塗香(ずこう)
左手にひとつまみの塗香をもらって
それを右手で口に含み、次に両手で擦り合わせ
最後に前身に塗ります。
法要に参加している方全員が
身を清め終わったらいよいよ法要が行われます
ちなみに、法要をするに当たって本堂内には
大小様々な陶器がお供えされているんですよ♪
![左側にお供えされた陶器](2015/07/10/01/2015-07-10-6.jpg)
本堂左側にお供えされた陶器
![右側にお供えされた陶器](2015/07/10/01/2015-07-10-5.jpg)
本堂右側にお供えされた陶器
その後、10分程お経を唱え、法要が行われました!
![法要の様子](2015/07/10/01/2015-07-10-4.jpg)
法要の様子
法要の後には、住職の方が
陶器供養会の簡単な説明や
感謝を忘れがちになっているというような
お話を聞く事が出来ましたよ
という事で今回は千本釈迦堂で行われた
陶器供養会をご紹介しました~♪
普段、当たり前のように
使っている陶器ですけれど
感謝する事を忘れずに
大切にしていきたいですね
全国陶器市は12日まで行われていますので
ご興味のある方は訪れてみてください
![陶器市](2015/07/10/01/2015-07-10-8.jpg)
陶器供養会の行われた
千本釈迦堂の場所はコチラ↓